概要
『ポケットモンスターダイヤモンド・パール』に存在する(存在しないがバグで行ける)場所の呼称。ただし、特定の場所ではなくバグで進入できる場所のことであり、そこからそのバグマップ全体がそう呼ばれている。
「なぞのばしょ」を経由して通常では入れない場所に行ったり、通常では入手できないポケモンをゲットできるなどとして話題になったが、あくまでもバグ技であるため障害物にめりこむ等の意図せぬ動作を起こして遭難するトレーナーが続出した。当時、主人公の位置を強制的に自宅に戻す修復プログラムが配信されるという事態にもなったほどである。
そうした経緯や「なぞのばしょ」という絶妙な名前、バグによって起こる現象の奇怪さなどから都市伝説的な知名度がある。
「なぞのばしょ」という名称自体ゲーム内で表示されるある意味正式名称ではあるのだが、こういった名称は通常プレイでは見えない空データの部分につけられた開発スタッフの便宜上の名前である。いわばマップ版「けつばん」ともいえる。
「わざわざ名称が付けられているのはおかしい、意図的に作られたマップだ」「なぞのばしょでイベントが起こるのはおかしい、意図的に作られたものだ」と解釈する者もいるが、空データや没データに便宜上の名前がついていたり、それらを読み込むことで通常プレイでは起こらない状況が発生するのは珍しいことではない。
当然ながら、ここに進入すること自体が本来の仕様ではないため、場合によってはプレイ続行不可能になることやデータ自体が破損する可能性もある危険な行為である。
pixivではそれをネタにした(ブラックなものも含む)イラストにタグが付けられているようである。