雪ノ下陽乃
ゆきのしたはるの
雪ノ下陽乃とは、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の登場人物である。
プロフィール
概要
雪ノ下雪乃の実姉であり、総武高校の卒業生。
姉妹だけに顔立ちは妹と似ているが、胸は大きい。
現在は国立理工系の大学生。本来はもっとレベルの高い大学に行きたかったらしいが、親に言われて仕方なく現在の大学に通っているらしい。
妹の雪乃や八幡に対し強い興味を持っており、突然現れてはさらりと爆弾発言を残していく。
人物
雪乃と同じく卓抜した能力を持っており、容姿端麗、成績優秀で音楽、運動も得意。
おまけに対人能力も高く、常にニコニコと明るく振舞っていて、高校時代も男子から女神のようにもて囃されていたという。
もっとも明るい対応は挨拶回りやパーティーで培った上辺に過ぎず、本性はむしろリアリストであり、笑顔の下にどこか得たいの知れないモノを隠している。
ただ平塚静曰く、大抵の人間はそれに気付かず、見抜いた者も多くはそれを好ましく思うとのこと。
本人も見抜かれたからといって動じる事は無く、むしろその相手を興味深いモノとして見る。
八幡に対しては出会った当初から多少なりとも目を付けていたが、文化祭を境により注目するようになる。
神出鬼没で、事ある毎に接触しては、彼が目を背けようとする“本物”について突き付けていく。
その強化外骨格のような外面同様、嘘をつけない妹とは対象的に露骨な嘘吐き。それ故、彼女の言葉は参考にはなっても、基本的には信頼できない(信頼できない語り手)。その言葉が、たとえどんなにもっともらしく聞こえようとも。