セラピアス・アリス
せらぴあすありす
図鑑データ
「はじめまして、ご主人様。私は空から火を降らすメイド、セラピアス・アリスです」
概要
三安のバトルメイドプロジェクトにおいて、ラビアタ・プロトタイプの正統後継バイオロイドとして製造された。但しあくまで「戦闘能力を備えたメイド」として設計された、姉妹機達とは違い純粋な兵器として作られた異端児。連合戦争の末期に他のバトルメイド達の火力支援を目的に製造された。
その為他のバトルメイドシリーズと異なり、A1やS2といったような番号が存在しない。
イラストの検索は2021年現在、ハングル語表記の「세라피아스앨리스」で検索した方がヒットする。
容姿
他のバトルメイドの姉妹同様、「セラピアス」という名前は蘭の属名(セラピアス属の原種リングア)からとったもの。
また、冥界の神としての性格を持つ古代エジプトの習合神・セラピスも名の由来としていることから、大量殺戮を目的とした戦略級バイオロイドの名付け元とされたのだと思われる。
ロングのピンク髪と、普段はロングスカートのような装甲を纏っているが、いざ戦闘で宙を舞うとまるで対魔忍のピッチリスーツのようなレオタード姿になるのが特徴。
アリス本人曰く「恥ずかしい?次の瞬間には敵を殲滅出来るのだから、むしろ快感です」との事。
性格
三安製のバイオロイドの中ではオベロニア・レアに並ぶ圧倒的な制圧能力と火力を誇り、揃ってほぼ戦略兵器のような扱いを受けていた。
民需用モデルとしての販売も可能ではあったが非常に高価な事もあり、取引された事例は殆どなかった。
そんな生い立ちゆえか性格は非常に好戦的なサディスト。またあえて何にとは言わないが見た目の印象通り非常に積極的でもあり、司令官(主人公)に対しては何かにつけてメスの顔で「一味違うご奉仕」を迫る。
姉に当たるラビアタ、コンスタンツァS2は主人公やバイオロイドの本拠地である潜水艦「オルカ1号」内で料理を始め家事にも勤しんでいるが、「私は戦闘用です!ご主人様へのご奉仕は戦場とベッドの上だけで充分」と豪語するほど。
同じく重厚な胸部装甲の持ち主で司令官へのアピールの強いシャーロットとは巨乳大戦激しい張り合いの末に意気投合し、悪友となっている。
2人揃うと所構わず過激なアプローチを仕掛けてくるため、主人公は難儀している様子。
上記の容姿のことから、オルカ1号内では露出狂疑惑も出ているが、アリス本人は「他の子だって肌を多く見せている」と否定している。
性能
前述のように戦略級バイオロイドの名に恥じない、広範囲においてはP-22ハルピュイアと1、2を争う殲滅能力を持つ対範囲アタッカー。居並ぶザコ敵をまとめて消し飛ばす様は爽快そのもの。
その火力と攻撃範囲の広さで、オート周回の効率向上にも大いに貢献してくれるだろう。
一方手数の少なさや、広範囲攻撃がアクティブスキル2なのでオート巡回では発動しにくく、高防御の敵に弱い点など見逃せない欠点もいくつかあるので、そのあたりは装備なり編成なりでカバーしておきたい。