概要
気弱な性格のせいか、弥勒によく脅迫され、いろいろとやらされる損な妖怪である。
頭に木ノ葉を載せて他人などに化ける術を使うことができ、主に巨大な人面雲に化けて犬夜叉たちの移動手段になっている。
なお、出来心から弥勒に化けて彼の真似事をした結果、女性にモテまくるという美味しい思いをしたことがある(そのせいで、本物の弥勒は女性たちの身内にぞんざいな扱いを受ける羽目になった)。
やったことが同じなのに行く先々でフラれてばかりの弥勒と逆の結果になった理由は、八衛門曰く「無欲の勝利」とのこと(TVアニメ第93話より)。
『半妖の夜叉姫』では彼の出自も掘り下げられ、駿河の化け狸の島「狸穴島」、そこの名家「狸平家」の家老を務める家の生まれだったが、弥勒の誘いに乗って若気の至りで島を出ていた(参考)。
先代当主が亡くなった頃にお家騒動が起こり、その解決を犬夜叉一行に依頼し一旦は解決したが、今度は次期当主候補の竹千代が命を狙われたため、再度弥勒の助けを借りた。
本編中では悪徳家老である狸穴将監を失脚させるため、かつて妖狼族のもとに逃がす際に世話したもろはの力を借りた。
余談
『犬夜叉』にて八衛門を演じていた中嶋氏が2017年に死去したことに伴い、同作でゲスト出演経験がある茶風林氏が『半妖の夜叉姫』にて役を引き継いだ。