ゴーゴー夕張
ごーごーゆうばり
ゴーゴー夕張とは、『キル・ビル』の登場人物。
演:栗山千明
概要
オーレン石井の手下で用心棒。
容姿はブレザータイプの制服を着用した姫カットの女子高生。
しかし見た目とは裏腹に一升瓶の日本酒をラッパ飲みし、口説いてきた中年の腹をドスでかっさばくなど凶暴で冷酷な性格。
そのドスには可愛いストラップがついており、妙なところでギャップがある。
Vol.1後半でオーレン石井に復讐をしに来た主人公ザ・ブライドと対決。鎖付きの鉄球「ゴーゴーボール」を手に戦う(メイン画像)。
それまで無双を続けていたザ・ブライドとほぼ互角に渡り合い、変幻自在の攻撃で苦戦させる。しかし最後は形勢を逆転されると、側頭部に釘付きの角材を打ち込まれ、血の涙を流しながら死亡した。
「制服姿の少女」という、他の登場人物と比べても明らかに異質な姿から人気が高く、pixivでも圧倒的にイラストが多い。
名前の由来は、監督のクエンティン・タランティーノが参加したことがある『夕張映画祭』と、かつてアメリカでも人気を博したタツノコプロのアニメ『マッハGoGoGo』から。
また『BLOOD THE LAST VAMPIRE』の主人公・小夜にインスパイアされて作ったと、タランティーノが語っている。
タランティーノ曰く、彼女は双子であり、構想では10年後の世界を描く『Vol.3』を予定しており、そこでは彼女と、盲目となったエル・ドライバー、成長したニッキー(ヴァニータの娘)が登場するらしい。
ゴーゴーボールはカルト映画『片腕カンフー対空とぶギロチン』をオマージュしており、効果音がそのまま使用されている。