この記事には『暁月のフィナーレ』のネタバレがあるため注意!!
プロフィール
概要
「エルピス」の所長ヘルメスが生み出した創造生物。
エーテルとは異なる、想いが動かす力「デュナミス」を操る能力を持つ「エンテレケイア」と呼ばれる存在のひとつであり、世界で初めて意思を持ったエンテレケイアとして創造された。
人間の少女のような姿をしているが、側頭部からは羽が生え、足は鳥類のようになっている。
また、小さな青い鳥の姿に転身することも可能。
デュナミスの力を用いることで、言語を介さずに意思疎通を行うことができる。
メーティオンはこの能力を用いて別の星の生命体と接触する星外調査を目的として創造されており、単身で宇宙空間を移動することができる。
ヘルメスと行動している個体以外にも複数の姉妹がおり、メーティオン同士の共通意識に接続することですべての個体の情報を共有できる。
デュナミスを原動力とする関係上肉体を構成するエーテルは非常に少なく、同じくエーテルの薄い光の戦士に仲間意識を抱いていた。
性格は純真無垢で、周囲の、特にヘルメスの感情に強く影響を受ける。
言葉による意思疎通が苦手で、喋ろうとすると片言になってしまうこともあって外見以上に幼い印象を受ける。
一方、デュナミスを用いた意思疎通の際は流暢に会話ができる。
ヘルメスは、役目を終えた人間は自ら星海に還る、つまり死ぬことを美徳と考えるアーテリスの民の思想と、自分たちの意志に関係なく人々の都合で廃棄・再創造される創造生物の扱いのギャップに疑問を抱いており、アーテリスとは異なる価値観を持つであろう星外の知的生命体に「生きる理由とは、命の意味とは何か」と問うため、メーティオン達に調査を命じていた。
そして、メーティオンの姉妹たちはその命令通りに宇宙を飛び、その答えを共有するべくメーティオンの意識に接触してきたのだが…