※ゲーム全体のネタバレが含まれます
Oh,hi! Welcome to my schoolhouse!
(やあ! 私の学校へようこそ!)
概要
mystman12氏が開発した教育学習ゲーム「Baldi'sbasics」のメインキャラクター。
色々な工夫をこらしながら、プレイヤーに算数の楽しさを教えてくれる名教師である。
だが、生徒を思いやるあまり極端な行動に出てしまうようで…。
外見
波平ヘアーと厚い唇が特徴の男性。ちなみに「Baldi」(バルディ)という名前はそのまま「ハゲ」という意味である。
本作にインスパイアされたゲーム「Baldimore’s Highschool」ではモデルのようにスタイリッシュな姿で登場している。
性格
見た目は個性的だが、親しみやすい性格をしている。ゲーム開始と同時にプレイヤーに明るく話しかけたり、算数の問題に正解すると褒めてくれたりと、優しく人当たりのよい先生のようだ。
1冊目をクリアすると、アイテム獲得に必要なコインをプレゼントしてくれるなど、褒めて伸ばす教育方針を持っているらしい。
主な褒め言葉
Great job!
(よくできたね!)
That's right!
(その通りだ!)
You're doing fantastic!
(素晴らしい!)
I can't believe it, you're incredible!
You did great.
(信じられない!)
だが、問題を一つでも間違えるとたちまち機嫌が悪くなってしまう。それだけでなく、定規を片手にどんなに遠くにいてもプレイヤーを探してくる。もちろん彼に捕まってしまうと…。
本作が「教育ゲームの皮を被った鬼ごっこ系ホラーゲーム」と呼ばれるのも、バルディ先生の豹変ぶりからきている。
ちなみに、2冊目からは計算式が重なってそもそも回答できない問題が出てくるため、バルディ先生を怒らせずゲームを進めることはほぼ不可能。
あまりにも理不尽なため、「ただ生徒を追いかける口実が欲しいだけでは…」と考えるプレイヤーも少なくない。
校長室にある説明文によると、聴覚に優れており、音源の位置だけでなく誰が出しているかも分かるらしい。
プレイヤーの恐怖をあおる特殊能力だが、後にこれを逆手にとったアイテムも登場する。
番外編
- Field Tripモード
このモードでは帽子を被り、リュックを背負った姿で登場。
このモードでは夜の焚き火を絶やさないことがクリアの条件。失敗すると、本編同様に手のひらで定規を叩きながら襲って来る。
しかも、この時の移動スピードは本編の数倍速く、いくら全力で逃げても必ず捕まってしまう。
夜の暗い森の中で高速で迫ってくるため、その姿はまさにホラー映画のワンシーンそのものである。
ちなみに本編では「Bald's」と書かれたバスが登場するものの、どうやら「JOES BUS」の上から上書きされている様子。まさか…。
- Baldi's Basics Birthday Bash
リリースから一年後の2019年4月1日には、一周年記念仕様の「Baldi's Basics Birthday Bash」がリリース。
ここではバルディ先生をはじめ、他のキャラクターもパーティー帽子を付けており賑やかな雰囲気になっている。
ファンによるModでは実写になったり、増殖したり、学校で結婚式を挙げたりと様々なバルディ先生を見ることができる。
中にはダンボールを頭にぶつけられて昏睡状態に陥る、命を狙われるなど、なかなか可哀想な目に遭っているModもあるようだ。
遂には格闘ゲーム「MUGEN」に参戦するModも登場。攻撃を受ける度に他のキャラクターが助けに来るのだが、これがかなりカオス。
余談
- 好物?
完全版のデモ版には「An Apple for Baldi」として赤いリンゴが登場。このアイテムを持っているとバルディ先生が横取りしてくるため、逃げる時間を稼ぐことができる。
先生は奪った後のリンゴを勢いよく食べており、二次創作ではリンゴ好きという設定で描かれていることも多い。
- 家族構成など
mystman12氏によるコミック「Baldimore」では、バルディ先生の妻Susanと息子Andrewが登場する。ゲームの設定とは異なるようだが、まさかの妻子持ち。
また、作者のmystman12氏によると、年齢は29歳で誕生日は6月3日。
関連イラスト
関連動画
こちらは非公式ミュージカル動画で、実写キャスト版のModも存在している。
関連タグ
本編では7冊目のノートを回収すると、バルディ先生のあるセリフを聞くことができる。
Congratulations!
You found all seven notebooks! Now all you need to do is...
(おめでとう!7冊のノート見つけたんだね!今君がすべきことは……)
G E T O U T W H I L E Y O U S T I L L C A N !!!!
(今のうちに脱出しろ!!!!)
このセリフと共にゲーム画面は赤く染まり、最高速度となった先生が追いかけてくる。
ダミーの出口もある中で、あなたは無事に脱出できるだろうか?
このシーンは音声のみだが、ファンによって動きを付けた動画もある。(音量注意!)
追いかける側が脱出を促すのも変な話だが、「逃げられるものなら逃げてみろ!」という嘲笑も含まれていると考えられる。