概要
真・三國無双シリーズのEmpiresシリーズ第6弾。
真・三國無双8で特徴的だったオープンワールドは廃止(しかし、要望があったため、散策でのみ取り入れてるがあくまでサブの位置となっている)。
無双武将は8のDLCで使用可能となったNPCキャラを含めた94人。その他、過去のEmpiresと同じく汎用武将でのプレイも可能。また、真・三國無双5Empires以来新参戦武将がいない形となった(ナンバリングタイトルから使えるキャラが増えてないという意味でいえば、真・三國無双4Empires以来)。
戦闘については、過去のEmpiresで特徴的だった兵站を繋いで敵の本陣を目指す形を廃止し、8のアップデートで導入された攻城戦を更に進化させた形となった。
戦闘システム以外の変更点・追加要素
エディットの仕様変更
服装スロットと防具スロットが別々に割り振られるよう仕様変更が入り、平服のような軽装でも戦闘ができるようになった。
なお散策中は防具の表示設定を変更可能なので、『腕防具だけそのまま』や『頭防具は非表示』と調整が可能。(ただし、服装スロットに靴の項目がないため足防具の表示をオフにしてしまうと、散策中裸足になってしまう)
また、散策中に発生するムービーは相手が通常衣装でもエディットは散策時の防具表示設定が適応されるため、バランスを取るのがやや難しい。
公式Twitterでも明言されていたが、8Empiresではボイスのピッチ変更が出来なくなった。
子供エディットの仕様変更
7Empiresでは結婚していると争覇モード中に子供が生まれたものの、今回は争覇モードクリア時に誕生イベントが差し込まれるように変更。前回はコメントログだけだったが専用ムービーまで用意された徹底ぶりである(ギャラリーのデフォルト設定は張飛と夏侯姫。もしかすると生まれたのは張苞かもしれない)
また、性別がランダムだった7Empiresと異なり初回エディット画面で男女を選べるようになった。ただし今回はエディットを作成した際の性別は初回作成時しか設定できないため、以降は性別変更ができなくなる。
この場合、男女それぞれが両親の特徴を受け継いだ容姿をしている(なお傾向として、男性は母親の・女性は父親の要素を多めに継承する模様)
両親の武器適正を引き継いでおり、一部項目は変更不可となっている。7Empiresでは往々にして見受けられたオッドアイは基本的に生成されなくなったため、どうしてもオッドアイにしたい場合は個別での設定が必要。
血縁関係の引き継ぎ
エディット画面に父親・母親の項目が追加され、『争覇モード中に子供として生まれても、周回が切り替わると赤の他人になる』という7Empiresの不満点がついに解消。
この子供エディットで争覇モードをクリアしたり、親が所属している勢力(片方でも可)に士官すると実績が解除される。また、親が在野武将になっている場合は好感度に関わらず確定で推挙が可能。この引き継ぎ要素によりイベントも追加され、同行時・称賛台詞も専用のものが用意された。
なお、認識されるのは直接の親のみで祖父母関係まで遡ることはできない。
配偶者・義兄弟のイベント、セリフの追加
血縁関係の引き継ぎに加え、配偶者・義兄弟のイベントも追加。同行時・称賛台詞が実装され、それぞれの性格がよく出た台詞が追加されている。
また、義兄弟はお馴染み義兄弟の契りイベントに加え義兄弟の同時出陣ムービーも実装(ちなみにギャラリーのデフォルト設定は李典と楽進)
兄または姉だった場合と弟または妹だった場合で台詞が異なるため組み合わせは相当数存在する。
こちらも公式Twitterで触れられていたが『配偶者・義兄弟の死別イベント』も追加されている。
余談
この作品が発売されることにより、遂にEmpiresシリーズが猛将伝の作品数を上回ることとなった。