概要
真・三國無双3の派生タイトルで、Empiresシリーズ第1弾。
シミュレーションの三國志シリーズを元に、無双のキャッチコピーである一騎当千の要素を組み合わせたもの。
争覇モード
24領土の支配を目指す。100ターンの制限があり、これに達するとゲームオーバーとなる。
史実の勢力を元にした「演義」と完全オリジナルの[仮想]の2つから選ぶことができ、前者は黄巾の乱などといったイベント戦闘もある。
内政は本家三國志は勿論、以降のシリーズと比べてもかなり簡略化されており、良くいえばシンプルで分かりやすいが、悪くいえば単調でランダム要素の強いものとなっている。
毎回ランダムで選ばれた将軍4人(君主も含む)が2つ献策してくれるのでその中から自分がしたい政策を選ぶ。なお、武将ずつ選ぶのでその武将が献策した2つどちらとも選ぶことになる(つまり1つだけを選ぶというのが不可能)。4人の策を選びたくない場合はその選択も可能。
武将は将軍の10人、準将軍の10人を合わせた20人が定員(最初は登用できる人数が決まっているが、支配地の増加に伴って増加していく)。
戦闘では将軍・準将軍の3+3=6人が出撃することになる(プレイヤーは将軍のうち1人を操作する)。
無印のように闇雲に攻めても勝利が得られる訳ではなく、味方の拠点と拠点の兵站戦を繋いで行く必要がある。特に今作の赤ゾーンは以降のシリーズと比べても桁違いに敵が強化されており、無闇に突っ込むと確実に敗北する。
この兵站戦のシステムは以降のEmpiresシリーズでも採用されている。
エディット
3無印と同じくエディットを作成できるが、それよりもやや細かく設定ができるようになった。また、戦況メッセージや体力ゲージの横の武将の顔がシルエットではなくなっている。