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真・三國無双3Empires

真・三國無双4Empires

真・三國無双5Empires

真・三國無双6Empires

真・三國無双7Empires

真・三國無双8Empires


概要

Empiresシリーズ第5作目にあたる。当初は2014年9月25日に発売予定だったが、品質向上を理由に10月23日→11月20日に2度発売日を変更。

前作の名声システムをさらに細分化させた生き様が今作の醍醐味となっており、プレイヤーの行動で様々な称号を取得し、その取得した称号に応じて生き様が決められていく。

結婚できるのは前作同様だが、今作では更に子供まで生まれる。

エディットも6Empiresから進化し、顔のシワなどを追加できるようになり、武将だけでなく兵や軍の旗、馬などもカスタマイズすることが可能に。


争覇モード

基本的な流れや政略は割と前作と近いが、行動によって定まるのが前作では名声だったのが今作は生き様となっており、幅が広くなった。

また、4Empires以来各地に太守をはじめ武将を配置できる(6Empiresは太守1人しか配置できない)。

秘計は前作の絶招秘計とは違い、コストさえあれば同じものを使えるようになった。また、大きな効果をもたらす大規模秘計が追加された。

また、今作では初期の勢力と武将、その勢力の資源などを自由に決めれるシナリオ作成が追加。これにより、自分の思いのままの勢力を作ることもかなり簡単になった。


エディットモード

6Empiresの時点でかなり細かく設定できたが、今作ではさらにシワを増やすことができるようになった。6Empiresまではいくら白髪にしたり、髭を増やしても肌がピチピチなため老将を作りにくかったのでこれは嬉しい仕様である。

また、音声の性格が2パターンになり、同じ性格でも違うセリフを選べるようになった(6でもDLCで追加はされたが、同じセリフ)。6Empiresまではエディットの顔を細かくできるわりに音声の種類が些か寂しいものだったのでより幅広い武将を作れるようになったのは良点。

また、前作でもExと無双乱舞は個別に選べたが、今作派さらに進化して地上乱舞は1と2を問わずに自由に選べるようになった(つまり、どちらも無双乱舞1のものを選ぶことが可能でその逆も然り)。

また、今作からエディットの中でもグループ分けされるようになり、キャラを選びやすくなった。


評価

結論からいうと限りなく悪い。7や7猛将伝がわりかし高評価な上、6Empiresも好評だったことから期待されていただけにこれに幻滅したファンはかなり多い。ただし、一概に悪い点ばかりではないのも事実ではある。

操作性

キーレスポンスに遅延が見られるという、PS2時代の無双ですらあり得なかった現象が見られた。


バグ

そもそも真・三國無双シリーズ自体近年バグが多く、発売してからすぐにアップデートがされるということも少なくないが、群を抜いてバグが多いのかこの作品である。

代表例が夏侯惇女性化寄生獣バグで後者は特に真・三國無双7Empires関連の中で一躍有名になったトンデモないバグ。

女性エディット武将の輪郭を3にし、音声を高飛車2、妖艶2にすると1部のイベントシーンで画面が崩壊する(現在では修正されているのでご安心を)。今でこそ笑えるが、最初にこれをみた人はさぞかし驚いたことだろう。

エディット関連で言うと眉毛が消えたり、鼻を下まで伸ばせば口が縮まったりと進化している割に散々な結果だ…


グラ

今作はどういう訳かグラが猛将伝までと比べて低下している。PS4版ですらPS3のものと言われてもおかしくないレベル。また、今作では櫓を建てる秘計が多いが、相手の櫓を壊す際に動作が物凄く遅くなり、プレイに支障をきたす(PS4版)。


フリーモード復活

前作では遊べるモードが争覇モードしかなかったが、今作はフリーモードが復活し、自分で戦の場所、自軍、敵軍、兵力など全てを決めて戦うことが出来る。この点は手軽に武将を操作したい人たちにはうれしいモードであるため評価は高め。

また、アップデートによりレイドシナリオが追加。敵拠点を制圧しながら味方を増やしていく四面楚歌、ひたすら敵武将を倒して敵本陣を目指す電光石火、制限時間内に味方拠点を守り抜く神出鬼没、超強化された敵の猛攻を防ぐか、敵本陣制圧を目指す臥薪嘗胆の4つがある。特に電光石火はひたすら敵を倒していくので従来の無双のような爽快感があり、敵も自分を狙ってくるので拠点陥落も気にせず楽しめる。


セリフ

今作は6Empiresから台詞が大幅にカットされ、戦場での義兄弟や配偶者との特別会話や捕縛台詞などが丸々ない。せっかく義兄弟や配偶者になったのに他人行儀なままなので違和感を感じるプレイヤーが多く、捕縛に関してもメッセージすら捕縛とでないので「あ、捕縛してたんだ」という展開がある。

また、武将が処断されるときのセリフに義兄弟との死別のセリフがなぜか誤って適用されている(現在は修正)。

しかし、配偶者と結婚してからしばらくするとその夫婦2人の仲むずましい会話がみられるという嬉しい仕様も。しかも、史実の夫婦(本編で夫婦扱いされていないカップルも含む)だと特殊会話になる。

それだけではなく前作は天下統一をした際に、君主や配下たちの会話がきけたのだが今回は「〇〇が天下統一しました」というテロップのみ。一応ムービーはあるが、かなり寂しいものになってしまい達成感もなくなった。


生き様

前作の名声を更に細分化したシステムで開発陣的には「前作よりもさらに細かく武将たちの行動を個性付けしよう」と考えたのだろうが、細分化しすぎたせいで逆に個性をつけるどころか無個性になってしまった部分は否めない(荀彧の生き様である王佐の才が外交に滅法強いなど全くない訳では無い)。

しかも無双武将の決められた生き様は陸遜が武勇系の「気炎の将星」だったりと一部テキトーに割り振られた武将までいる。

また、生き様は明確にランク付けされており、高めのLvの生き様になればなるほど戦闘でも強くなるため、完全に武将たちに優劣をつけてしまっている。その優劣も納得できるものではなく、貂蝉や大喬といった女性陣が張遼や張飛といった猛将たちよりも強いという事態が発生しており、ここはランク付けしない方が良かったという声もある。

エディットにも付けられるのは付けられるが、「プレイヤーがプレイ中に取った生き様しか付けれない」という変な縛りがある。これもやり込み要素にしたかったのかもしれないが、エディットを自由に個性付けできなくなっているのは大きなマイナス点。


大規模秘計

前述したように大掛かりな計略なのだが、はっきり言うと邪魔極まりない。これを発動する時には味方が撤退しなければならずその間不利になりやすい。しかも、発動したからと言ってさほど大きな効果が得られるわけでもないので使わない方がマシなものになってしまっている。別にプレイヤーなら使わなければいいだけの話なのだが、問題なのはNPCが躊躇なく使う点


NPCについて

前作でも自分が拠点から出ようとした時に扉を閉められたり、進軍路を落石で塞いだりと問題行動する味方NPCはいたが、今作はさらに知能が低下し、全員同じ道を固まって進軍することがかなり多い。当然他の拠点はがら空きとなり敵は容赦なく攻めてくるので全てプレイヤーが阻止しなければならない事態となっている。しかも転身など瞬間移動の秘計を持っている武将は勝手に敵拠点に移動して勝手に孤立して苦戦するという展開になることも少なくない。また、前述した大規模秘計まで使うので、あまり頼りになるとは言い難い。

ただ完全にこれに当てはまるわけでもなく、射撃系の櫓を立てて拠点を制圧してくれるNPC武将もいるし、回復系の秘計で味方共々体力を全快してくれる武将もいる。


子供

今作は結婚すると子供が出来るのは前述した通りだが、父と母の顔のミックスのためイマイチな顔になることが多い。また、汎用武将と結婚すると色がおかしくなる。また、能力値が低くなったり生き様にコードが出たりとバグ満載。

というかまず3年ほどしか経ってないのに戦場に出るというのは無理があるのでは…


イベントムービー

6Empiresでは各名声でのムービーが豊富でエンディングも数種類あったが、7Empiresでは何故か在野時のムービーが多く、プレイの過程でみられないものが多い(ムービーを集めるつもりでプレイをする必要がある)。また、エンディングはロードを挟みまくった回想という微妙に盛り上がりにかけるものになっている。

そもそも数も6Empiresの32(強敵との対決を1とすると27)から17(エンディング入れて18)とかなり減少している。

ただ、会話が一方通行でなくなったり、1度のイベントで多くの武将が参加するなど6Empiresから良くなった点もある。


その他

6Empiresでは君主時結婚すると居城で隣に立っててくれたが、7ではそれがなくなっている。

というか君主自体一向に座らない。街にも出れなくなった(=戦闘以外でエディットを自由に動かせる場面がなくなった)りとこういった細かい部分でも削除されたのは非常に残念である。



以上の評価とバグの多さからアマゾンなど7eをユーザーが評価するサイトにおいて、負の影響を大いに発揮した。このことから、開発元がいつものオメガフォースではなく、どこか名前も聞いたこともない、国籍すらわからないぐらいの下請け先へ丸投げしていたのではないか、との推測が、ネット上で飛び交っていた(実際新人研修のようなものだったのは確か)。

現在はアップデートにより最低限遊べるレベルまでには何とか到達している(ただしスタートラインにやっと立っただけである)。


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