あらすじ
主人公は所属する機関「GRE」からの指令で、ゾンビウイルスにより壊滅した「ハラン市」に潜伏する「スレイマン」という人物から奪われた極秘文書を奪還するために、ゾンビがうごめくハランへ赴く・・・。
ゲーム内容
本作はオープンワールドゲームであり、広大な「ハラン市」を舞台に駆け巡る。
オンライン対応でもあり、最大5人同時でゲームが可能。
謎のゾンビウイルスにより人々はゾンビとなり地獄と化したハランに残る僅かな生存者と共に主人公は組織から受けた密命を完遂するべく行動していく形となる。
用語
ハラン市
謎のゾンビウイルス(ハランで蔓延した事から「ハランウイルス」と呼ばれる)の蔓延により死の街と化した市街地。
具体的な地理関係は不明だが、街の規模はかなり大きく多くの市民がゾンビと化している。
しかし僅かながらも生存者がいる為、世界救援活動会(GRE)が定期的に支援物資を航空機で空中投下している。
アウトブレイク後は早急に隔離防壁が建てられ、完全に世界とは隔絶された街となった。
ゾンビ
ハランウイルスに感染し、発症してしまったハラン市民の成れの果て。
生存者を襲い、血肉を貪るその姿はまさしく王道の「ゾンビ」である。
噛み付きや手に持った武器(鉄パイプなど)で襲い掛かってくる。
中には重量級のハンマーで武装した大型のゾンビも存在する。かなりタフなゾンビであり生半可な攻撃では太刀打ち出来ない。
転化したばかりで腐敗が進行してないゾンビ=バイラル(又の名をバイター)は動きが速い上に攻撃的で壁をよじ登るなど厄介な存在である。
しかし、中でも恐ろしいゾンビは、間違いなくボラタイルだろう
世界救援活動会
ハラン市の生存者を救援する組織。
ハラン市に潜伏する生存者達へ定期的な救援物資の投下を行っており、生存者の援助を行っている。
主人公もこの組織に属しており奪われた極秘文書奪還の命を帯びている。表向きは善良な組織だが、物語が進むに連れ・・・
防衛省
ゲーム中で度々出てくる省庁。アウトブレイク後にハラン市へ鎮圧軍を差し向けるも、ウイルスの壊滅には至らず、隔離用の巨大な防壁を建造した。
ゲーム中ではウイルスの完全な壊滅を達成するべく、ハラン市へ大規模な爆撃作戦を計画中と示唆される場面がある。生存者を救援しているGREとは対立関係にあり水面下で軋轢が深まっている。
タワー
アウトブレイクを逃れたハラン市の生存者達が集まる拠点であると同時に生存者グループの名前でもある。高層マンションを根拠地とすることからタワーと呼ばれる。ほとんど非力な者達だが各自の技術と知恵を工夫して生き延びる努力をしている。
ブレッケンという男性がタワーのリーダーであり、主人公は最初にここへたどり着くが早々から感染者の転化と深刻な物資不足、ライフラインが不安定な状態だと伝えられる。
ライズ
タワーの生存者達とは別の生存者グループ。スレイマンという男が取り仕切る組織であり、タワーのグループとは違いかなり暴力的な組織である。タワーの生存者達とは支援物資を奪い合う存在で、タワーのグループを穏健派とするならライズは間違いなく過激派と言えよう。
数々の大規模拠点を所有し、アサルトライフルなどの銃器や刀剣の武装を中心に爆薬まで確保していることから一種の私設軍隊とも言える規模を持つ。
ゲームではランダム式に襲撃を受けている生存者をライズの兵士から救助するミッションが出現する。
ランナー
ハラン市内をフリーランで進み、物資や道具などを確保してくる役目を担う生存者の総称。
市内を駆けまわる姿からこの名が付いた。しかし任務の半ばでゾンビに襲われ息絶えた者も多く、かなり危険な役目である。
アンティジン
GREが定期投下する救援物資の一つ。ハランウイルス用の治療薬であり、ライズとタワーの生存者達はこれを最優先回収物としており、ハランではある意味食料よりも貴重な物資である。
ライズはタワーのグループには無い武力でこれら物資や薬剤を奪って独占し、必要とする者達への取引材料としている(その取引内容すら横暴の他ない)。
感染してしまっても発症さえしていなければアンティジンで発症を抑えこむ事が可能である。
しかし定期的な投与が不可欠であり、ウイルス治療への根本的な解決策とは言えない。
セーフハウス
ハラン市内の各所に設置されてある安全地帯。
最初は使用出来ないが、セーフハウスに潜伏しているゾンビの一掃と電力供給を回復させればゾンビが入ってこない安全地帯となる。ゾンビなどに囲まれたり危険な場合にはすぐに駆けこむ事で態勢の立て直しが可能。