金蘭S7
きんらんえすせぶん
概要
韓国発祥のターン制SRPG『ラストオリジン』に登場するバイオロイド。
家庭用メイド型バイオロイドに護衛用の戦闘能力を持たせた三安産業の「バトルメイドプロジェクト」のモデルである。
ただしS7という形式はついているが、姉妹機と違って政府の発注で開発された特殊な機体。
政府要人の護衛を務めていたが、保守的な官僚の要望に答える形で環刀(韓国の伝統的な刀)を用いる古風な戦闘スタイルになっている。
バトルメイドの命名法則に従い、ラン科のキンランから名前を取っている。
2022年1月現在、イラストの検索はハングル語の금란の方がヒットする。
容姿
他のバトルメイドとは違い、服装はメイド服ではなく韓国の伝統衣装であるチマチョゴリという韓服がモチーフ。
いつも目を瞑っているが、これ環刀一本だけでの護衛には限界があった為、普段は某黄金聖闘士のように目を瞑って視覚を遮り五感を大幅に強化し、それによって戦闘能力が向上している。
性格
上記のように五感の感度がすごい敏感な性質で、早い話が対魔忍みたいと言えば分かりやすいか?
鋭敏すぎる五感を軽減する為、普段から手袋を身に着けた上で目を閉じて、日傘を差して活動している。「静かな所を好む」のもそのせい。
あまり自分をゴリゴリと前に出さない寡黙で控えめな性格で、身体年齢は下でも先に製造されたバニラA1に妹扱いされた時も、素直に従っていた。
普段の潜水艦「オルカ1号」内での生活にストレスを感じているし、ずっと戦っていて疲労も出ている。
そんな金蘭が安らかに休息できるところが、司令官(主人公)の傍らである。
性能
保護機とは思えない高い火力と命中率を持ち、反撃機能も持ち合わせているため、ソロ運用から低レベルの引率まで幅広くこなせる保護機。
回避性能は他の回避型軽装保護機と比較するとほとんど同じ。
最大で3人を保護できるので保護機としての性能も十分で、自身の位置に関係なく前列を指定保護するのも魅力。
また、自身が前列にいる場合はバフの対象になるので、命中と行動力に補正を得られる。
アクティブスキル1のモーションが非常に早く、オート巡回では時間短縮になるのも魅力。
欠点は防御貫通や属性攻撃などは一切持ち合わせていないので、チックシールダーなどの硬い鉄虫は苦手。
また、被ダメ軽減等は一切持っていないため、被弾すると脆い。回避時にしか反撃が発動しないのも手伝い、完全回避ができないと安定性が大幅に落ちる。
育成だが回避型の反撃アタッカーなので基本的にステータスは回避極振りでいい。
フルリンクボーナスはスキル+15%アップでいいだろう。