概要
第12話「裏切者!巨大化ロボット・バイコング」に登場した機械獣。
全高１８ｍ、重量２００ｔ。
元は全高５０ｃｍの、小さなリモコンロボット。
ドクターヘルの作り出した、物質を巨大化させる「巨人製造銃」を受けて巨大化した（このため、ラインX1と同様に、正確には機械獣と呼ぶべきではない存在かもしれない）。
片方の手首は未完成だったため、巨大化させたのちに鉄球を装備する。
そのデザインは、モチーフと思しきバイキングらしさが落とし込まれている。
また、設定画の時点で、巨大化前と巨大化後では、微妙にバランスが異なっている。巨大化前の方がやや手足が短く、小さなリモコンロボットらしさが醸し出されている。
劇中の活躍
ドクターヘルは巨大化させる光線銃「巨人製造銃」を開発。そのテストとして目に留まったものを巨大化させろとあしゅらに命じる。
その頃、東城学園では学園祭に、純一少年が展示したリモコンロボット・バイコングが人気を集めていた。
あしゅらはこのバイコングを奪い、巨大化させて市街地で暴れさせる。
マジンガーZとアフロダイAで巨大化したバイコングに挑むも、未完成だった片手首にセットされた鉄球攻撃の前に苦戦。しかし純一少年がもたらした「角を折るとショートする」という弱点を突かれ、光子力ビームを角に受け、破壊されるのだった。
原案デザイン
原案は永井隆氏。
バイキングイメージと、片手首に何らかの武器が内蔵されている事は、この時点で決定されていた。
原案ラフには、別パターンのデザインも存在している。全体的にはほぼ同じデザイン。
関連項目
バイコング：「それいけ!アンパンマン」の悪役、ばいきんまんが駆る同名のロボット。ゴリラ型の搭乗式ロボットで、同作にてばいきんまんが同じく操るロボット「だだんだん」同様に、多くのバリエーションが存在する。
