ウォルター・シッカート

うぉるたーしっかーと

イギリスの画家。ウォルター・リチャード・シッカート。1860年～1942年。

概要

ドイツからイギリスに移住した。

父はデンマーク系ドイツ人。母はイギリス人。

父方の祖父もデンマークで画家をしていた。

スレード美術学校に入学し美術を学んだ。

後にエドガー・ドガと出会い影響を受け、印象派の作品を描く。

1907年、カムデン・タウンで売春婦が殺される事件が起こる。

1908年、シッカートは「カムデン・タウンの殺人」を発表する。裸の女性がベッドに横たわり、そのそばで男性がうつむいているという作品は上記の事件を沸騰させ議論の的となった。

シッカートは切り裂きジャックの正体ではないかという説がある。

彼のデッサンに切り裂きジャックの被害者の写真と類似性があるという指摘がある。

彼と切り裂きジャックの筆跡は似ており、カムデン・タウンの彼のアトリエについて、彼自身が「かつて切り裂きジャックが住んでいた」と考えていたという。

シッカート＝切り裂きジャック説は物証に乏しく反論も多い。