一般的には普賢延命菩薩を指すが、pixiv内では藤崎竜版封神演義に登場するキャラクター、普賢こと普賢真人を指すことが多い。本項ではこのキャラクターについて説明する。
パーソナリティ
物理学を得意とする十二仙。太公望とは同期のため、仲がいい。知識は豊富なのだが外見はひ弱。性格も争いを好まない平和主義者。敵とは話し合いで解決しようとする。しかし3回説得してダメなら容赦はしない。崑崙を守る責任感で非情になるのだ。(封神大全より)
作中で太公望が使っている鉤のない釣り針(縫い針?)は釣りをしながら考え事をする癖のある太公望に、食べられもしないのに無闇に釣るのはかわいそうだから、と彼が贈っている。
アニメ余談
アニメ版の声優は緒方恵美が担当(大事なことなので2回記す)。ちなみにアニメに登場し、尚且つセリフのある十二仙は彼と太乙のみで、後は姿もしくは黒い影で背景扱い。天晴れな投げやりっぷりである。
登場はアニメ終盤であり唐突な感が否めない。これはファンによる普賢登場嘆願署名の結果と囁かれているが、DVD版のスタッフインタビューによれば太公望を掘り下げるために不可欠なキャラクターであるとの見解が記されている。
なお、原作でも割と唐突に出てくるので判定は微妙なところである。
容姿
頭の上に天使の輪がのっているが特に説明はない。衣装は肩出しの長袖シャツと白のズボン。帯下にトリコロール模様のエプロンを前と後ろに付けている。背中には翼を模したような2枚1対の布がついている。一説によると羽衣ではないかと言われているが公式の説明はない。エプロンと布には通称鉄琴と呼ばれる飾りがついている。なんなのか特に説明はない。なお、右耳だけにピアスをつけていたが、途中から無くなっている。当然、説明はない。どういうことなの・・・
宝貝『太極符印』
ぱおぺえ・たいきょくふいんと読む。宝貝とは簡単に言うと仙人専用の武器みたいなもんである。威力は使用者の能力に左右されるが機転によって真価を発揮することも。
『太極符印』は自然操作系に分類され、主機能は元素の操作。これにより敵対者の攻撃を無力化したり任意の規模の核融合を起こしたりする。他にも斥力を発生させたりレーダー代わりになったり、指定の相手の鼓膜を振動させて音声を伝達するなど、その能力は多岐にわたる。
外見はバスケットボールを一回り大きくしたくらいの球形で、コンピュータ画面のようなものが表面に映し出されており、タッチパネルのように操作する。自爆機能もついている。
腹黒疑惑
上記のとおり、穏やかで優しく徹底して争いごとを好まない平和主義者だが、その一方で道士時代には太公望とともに師匠である元始天尊の食事に一服盛り、修行をさぼって人間界に遊びに降りたこともある。
また、三回までは敵である袁天君を説得しようとしながら、危害を加えない証として手放した自身の宝貝にそれでも相手が攻撃してきた時を予想して事前に細工をしておくなど、わりと抜け目がなくシビアな性格の模様。
そんな彼を幼馴染で友人の太公望は「エセ聖人」と呼んだことがある。
pixivでの普賢
人気のわりに出番が少なく人物描写も控えめなためか、描き手によって多様な解釈がされている。主に太公望とからめて描かれており、衣装がややこs…鉄琴やパルックをおうちに忘れてきたらしき描写も多いが、いつもあんなにつけてると肩がこるに違いないとの配慮かもしれない。
色合いが異なる場合があるが、これは公式に準拠したものである。カラーパターンは連載時カラーページ(黄が基調)、単行本15巻カバー(紫が基調)、完全版11巻カバー(水色が基調)の3種がある。フジリュー的には完全版カラーが最もイメージに近いのだがコミックスの白背景に映えなかったので変えた、らしい(公式サイトインタビューより)。アニメ版は単行本15巻カバーが基準となっており、シャツが紫。
表記揺れ
ところで
とある乙女ゲーに普賢というキャラが出てくるらしい。→水の旋律2だよ。