奇行が多い海洋生物部長
「おさかな……♪ うみがめ……♪ どざえもん……♪」
「『あいどる』は、『あぴーる』がだいじ。もっと『うみ』のこと、『あぴーる』できる『あいどる』になります♪」
プロフィール
ユニット | 流星隊 |
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クラス | 3-B |
部活 | 海洋生物部(部長) |
身長 | 176cm |
体重 | 60kg |
血液型 | B型 |
誕生日 | 8月30日 |
お気に入り | カメのぬいぐるみ |
好きな食べ物 | 醤油 |
嫌い | お湯 |
家族構成 | 不明 |
趣味 | 海辺の散歩 |
特技 | 手刀 |
CV | 西山宏太朗 |
キャッチフレーズ | 大海に浮かぶ深海魚☆→ぷかぷか見守る海の使者 |
容姿
海を思わせる青い髪に、小さいアホ毛がチャームポイント。どこか神秘的
3年生の中では身長も体重も真ん中くらい。
制服は特に着こなしに奇をてらったところはない。
ユニット衣装は、彼も好きな海の青色。全身青にしたいらしい。
概要
一人称 | ぼく |
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二人称 | あなた |
三人称 | あのひと、あのこ |
その他 | おてらのひと(敬人)、『こうてい』さん(英智)、あかおにさん(紅郎)、ごろつき(斑)、なっちゃん(夏目) |
主人公 | てんこうせいさん |
人物
夢ノ咲学院3年生。『三奇人』のひとりで、海洋生物部の部長を務める。
おっとりしていてマイペースな不思議っ子。つかみどころがなく謎が多い。
のんびりとした柔らかな口調で、誰に対しても敬語で喋るほか、ゲーム内の台詞はほぼ全てひらがなで表記されている(唯一の例外は千秋と初めて出会った際に覚えた「ヒーロー*」のみ)。
「ぷかぷか…♪」が口癖で専用の2Dモーションまで用意されている。「あうあう」というあざとい鳴き声(?)を発することも
海洋生物部の部室に巨大な水槽と謎の装置を設置したり、学院内の噴水で制服のまま水浴びをしたりと奇行が目立つため、教師からはよく睨まれている。
世間知らずでマイペースであるためエビカツパンを購入しパンだけ渡してくる。王子様というテーマを考えてくる際にほら貝を吹きまくる、ショコラフェスでチョコレートにサバを入れようとするetcなど水が絡まない奇行も枚挙に遑がない
普段はのんびりしているがアイドルとしての技能は高く、ユニット『流星隊』の流星ブルーとして様々なパフォーマンスをそつなくこなす。
流星隊の名乗りは「あおいほのおは、しんぴのあかし! あおいうみからやってきた~♪ りゅうせいぶるう! しんかいかなた……☆」
時々名乗りの後に「きらっ☆」と行った効果音(?)を発する。
本人のほわほわした雰囲気とは裏腹に親しい人には遠慮が無い。
水と海を愛しており、学院前の噴水で水浴びをする姿が頻繁に目撃されている。冬でもおかまいなしに水浴びをしようとするため、周りの人間が戸惑うことも多い。ただし本人は泳げず、噴水で水浴びという妥協策を取っているらしい。
部室で飼っている海の生き物は家族として大切にしており、海洋生物の話題になると過剰にテンションが上がる。なお、食べることに躊躇はなく、捌くこともできる。
プロデューサーの誕生日には深海魚を渡してこようとしたことも。
ちなみに好きな食べ物は魚ではなく醤油。ごはんやみそ汁に醤油をかけようとしてくるほどの醤油好き。醤油片手に謎の構えをしているスチルも存在する。
地味に怪力。度々ちょっぷや手刀をしてくる。
海洋生物以外にはあまり興味がないようであが、話が進むにつれ人間のことも好ましく思い、見守っているようである。特に、流星隊の後輩とは最初どう接していいかわからず若干距離をとっていたが、現在は「こどもたち」と呼び母のようにかわいがっている。
作中後半からは「よしよし」や「いいこいいこ」をよくしてくれる。
かつての友人五奇人のことは大切に思っており、七夕祭
新章では引き続き「流星隊」の一員として活動。寮の同室は燐音と日和。
実家のあおうみ水族館の宣伝にもあたっている模様である。「かなてぃ」としてマスコットキャラクターとして振舞っているようだ。
主要な人間関係
・守沢千秋:流星隊の隊長にして、同じ三年生。奏汰が「にんげん」になろうとするきっかけになった人物でもある。詳しくは「流星の篝火」を参照されたい。ともに「こどもたち」たる鉄虎、翠、忍への接し方を模索する間柄。抱え込みがちな千秋に「ちょっぷ」をしたりと副隊長として千秋を支える。
・三毛縞斑:実は幼馴染であり、「げぼく」「ごろつき」など温厚な奏汰が唯一容赦のない物言いをする相手でもある。斑は先代流星隊副隊長。斑を尊敬する千秋に対し、「そんけいするところなどない」と切り捨てるような表現はしているが、家の事情や流星隊加入までの過程で感謝はしている。家の事情もあり、斑からは心配されている
・羽風薫:海洋生物部部員で仲良し。女好きで、男に対しては雑な対応をするが一年時から奏汰とは仲が良い。癒しの対象として転校生と共に奏汰の名前を挙げている。
・神崎颯馬:海洋生物部の後輩。かなり尊敬されているが実は家同士かなり深いつながりがある。奏汰自身かなりかわいがっている。
過去
1年前の夢ノ咲学院での「五奇人」としての扱いや千秋との出会い、斑との過去は「流星の篝火」で語られるが、追憶ストーリーとなるため核心に近い描写が多く、できる限り他のストーリーを読んでから臨まれたい。
イベント『爆誕☆五色に輝くスーパーノヴァ』において、過去の奏汰の様子と守沢千秋との関係に言及されたが、その内容は
・昔は誰とも馴れ合わない個人主義を貫いていた。
・千秋はただの暇つぶしに眺めているだけ。
・放っておかれるとつまらないから、悪い子になってしまう
・奏汰は千秋に夢を叶えてもらった
…といった意味深なものであった。
『スカウト!エキセントリック』においては、「おうち」の話がよく出てくる。
・趣味の海洋生物グッズは、「おうち」にもって帰ると「ぼっしゅう」されてしまう
・(五奇人の友達には)「おうち」のことは忘れてほしい
また、蓮巳敬人のことを毛嫌いしており、
・あなたのいうことは、ききません。もう、にどと……(『暗躍!月影の風雲絵巻』雲の巻/第三話)
・あそこの『おてら』とはむかしから『いんねん』がある
・おおむかしから、ほとけさまとかみさまはなかがわるい(『バトンタッチ!涙と絆の返礼祭』祝福と返礼/第二話)
と発言している。
「ドロップ*遠い海とアクアリウム」「流星の篝火」ネタバレ注意!
深海家は「大海を支配する一族の末裔」「海とともに生きた超古代文明の子孫」とも噂される一族で、代々地域に蔓延る病のような「わるいもの」を鎮める役目を持つ「かみさま」を頭首とし、多数の信者がいる。 由緒ある旧家と土着の宗教が混じったような家。
奏汰も幼いころから「いきがみさま」として育てられた。自由に外も出れないため、常識には疎く、夢ノ咲入学当時は会話すら危うかった。
当時は「かみさま」という自認が強く、目についた生徒の願いを叶えまくっていたため、次第に奏汰に言えば何でも叶えてくれるという噂が広まり「八尾比丘尼」というサークルが出来てしまう程の影響力を持つことになり、奇人の中でも学院内での影響力が強かった。
夢ノ咲学院の周囲の地域の富裕層はかつてこの一族を人柱のようにして繁栄したと言われており、御伽噺のようにも思えるが実際に地域の有力者たちは奏汰の一族を尊重している。
奏汰が海の生き物に好かれるの恐らくこの生まれが理由。荒ぶった心を静める歌を歌うこともできる。またカナヅチなのも家から逃げ出さないようにあえて泳ぎを教えられないようにしていたため。
家族とは仲が悪いわけではないが、母親にはあまり会ったことがなく、入学当初は「親」の意味も知らなかった。また、両親は家では特殊な格好をしているらしく、外で一般的な服装をしていれば「ふつうのひとたち」であるようだ。
ちなみに、学院の生徒達もよく通っている水族館(あおうみ水族館)を経営しているのも深海家である。
三毛縞家は父が警察官であることから幼い頃から出入りしたが、ほぼ信者のようなものらしい。
斑自身は奏汰の立場を良いものと捉えておらず何度か駆け落ちのようなものをしようとしたらしいがいずれも失敗に終わっている。しかし、斑がこっそり持ち込んでくれた雑誌によって奏汰はアイドルを志すようになった。
神崎家とも古くから深いつながりであり、神崎家は代々"わるいもの"が蔓延った際に生贄として「神を斬る」=奏汰を斬るという役目が与えられている。颯馬は幼い頃から信者であるため無意識に奏汰のことを尊重してしまう。
流星隊に所属する際「家庭について一切聞かない」という条件をつけたが、これは自分の家が特殊であるが故に周囲を巻き込まないための配慮でもあったようだ。
過去の姿