概要
月と地球を行き来できる往還シャトル。小型ながら豪華な内装を特徴とし、搭乗できるのは政府高官などの特権階級のみ。
宇宙での航行中では飲み物が宙に浮かないように工夫がされている。
このグラス、画面だと非常にわかりにくいが口の当たる縁の一部分に穴が空いており、ストローのように中の液体を吸う仕組みとなっている。
劇中での活躍
閃光のハサウェイ1話に登場。本篇ではアデレード閣僚会議へ向かう連邦政府役人(及びその家族)だけを乗せており、その中には連邦士官ブライト・ノアの息子「ハサウェイ・ノア」と、連邦司令官ケネス・スレッグ。役人の世話役と思われる少女ギギ・アンダルシアも搭乗していた。
アデレード閣僚会議が可決されると、以後は連邦政府が決めた人間しか地球に住めなくなるため、世間からの批判の声は多く、無事テロの標的となった。
お偉方を多く乗せているにも関わらず危機意識は低く、大気圏突入までの間はジェガンA型2機が護衛についていたが、敵の接近を検知する人工衛星(オセアニア地域上空)の修理は行われていなかった。地球圏到着と共に護衛が離脱した隙を突かれ、違法改造されたギャプランによりハイジャックされてしまう。
乗り入れ口にポッドを取り付けられ、侵入した戦闘員によって瞬く間に内部を制圧されてしまう。
テロリストはマフティー本来の目的である「役人の殺害」ではなく、「役人を人質にして身代金を得る事」がハイジャックの目的だと告げる。つまり、マフティーの名を騙った偽物の武力集団による犯行であった。
命の危険は無いと判断した政府高官がテロリストに対話を試みるも、逆上した犯人によって妻と共に銃殺されてしまう。その様子を見てカッとなったハサウェイは、機転を利かせてテロリストを無力化していき、客席のテロリストを取り押さえていく。コックピットにたどり着いた際に、運転席に残っていたメンバーに銃殺されそうになるが間一髪でケネス・スレッグが援護に入り、無事テロリストの無力化に成功する。
その後ハウンゼンはフィリピンのダバオに緊急着陸し、ハサウェイと乗客は軍監視下でダバオへの停泊を余儀なくされた。ここで1日足止めを喰らった事が後に痛手となるのであった。