泣きの菱山
なきのひしやま
概要
2022年1月20日付の動画に登場。
能力
殺しの際は様々な理由で涙を流しつつ、標的を迅速に仕留める事から「泣きの菱山」の異名を取る京極組屈指の暗殺者であり拳銃の達人。
活躍
かつてカチコミした際にヘマをやらかして警察に逮捕され、刑務所に10年間も服役しており、最近出所してきた。典型的なムショ帰りで、ムショ暮らしだった頃の習慣が抜けきっておらず、ぼんやりとしているが、亡くなった先代組長から教え込まれた任侠を重んじる性格は若い頃と変わっておらず、組長が代わってからの「金さえ儲かれば何をしてもいい」とする京極組の変貌には不満を抱いている。
↓以下、動画内の重要展開のスポイラー注意
泣きの菱山の最後
ある日、現組長の日下から京極組を舐めた半グレ「亜濡琵栖」へのヒットマンに指名されてしまう。ムショ帰りしてから間もなかったため、話を聞かされた久我と一条は反対したが、菱山は受け入れてしまう。彼は、勘が衰えて役に立たなくなった自分が日下から冷遇されていることを自覚しており、自分一人が犠牲になることで将来のある若手の組員達を守ろうとしたのであった。そして彼は久我へ行ってくると伝えた後に、たった一人で亜濡琵栖の中枢人物を倒しに行った。菱山は中枢人物を壊滅させたが、亜濡琵栖のトップである篠田によって何発も撃たれてしまう。篠田が死体処理の電話をしている最中に、菱山は最後の力を振り絞り、篠田の眉間を正確にとらえ、篠田を一発で仕留めた。そして「母ちゃん…俺はそっちに行けねぇわ…地獄行きだ…」と最後の言葉を残し、菱山はその人生に終止符を打った。
その後中枢を失った亜濡琵栖は久我と一条の手によって、壊滅させられた。
「分かりました。この菱山、必ずやその男の首を取って参ります」
「銃持ってる死体に…油断は…ダメだろ…サヨナラ…俺もすぐ逝く…」
「母ちゃん…俺はそっちに行けねぇわァ…地獄行きだァ…」