茨ジュン
いばじゅん
概要
スマホアプリ「あんさんぶるスターズ!」及び「あんさんぶるスターズ!!Basic/Music」のキャラクター、七種茨と漣ジュンのBLカップリング。
それぞれCOSMIC PRODUCTION所属のアイドルユニット、Adam、Eve、及びLilithのメンバーであり、AdamとEveが合体したEdenではともに活動する唯一の同い年のユニットメンバーである。
呼称
茨からの呼称は、基本的には「ジュン」である。現時点では呼び捨てで呼称しているキャラクターは伏見弓弦とジュンのみである。
その他には「ジュン氏」「あなた」「こいつ」「彼」「親友」「心の友」などが挙げられる。
ジュンからの呼称は基本的には「茨」だが、こちらは現時点で呼び捨てしている唯一のキャラクターである。
その他には「天才児くん」「エリートさん」「あんた」「茨~♪」「あいつ」「茨のやつ」などが挙げられる。
経歴
あんさんぶるスターズ!/あんさんぶるスターズ!!のストーリー及び、その他ゲーム内コンテンツのネタバレを含みます。
あんさんぶるスターズ!にて
掛け合いボイス
編成時①
ジュン「はいはい、来てやりましたよぉ、茨」
茨「あっはっは、どことなく嫌そうなのを隠せていませんよ、ジュン」
編成時②
茨「ジュンに呼んでもらえるなんて、親交が深まったということですね♪」
ジュン「茨、あんたねぇ。本心でもないくせによく言えますよ」
掛け合いボイス①
茨「また大量の荷物を持っておられますね? 半分持ちますのでこちらにお渡しください」
ジュン「あぁ、じゃあ遠慮なく。これ全部おひいさんのものなんで、玲明学園の寮まで郵送してくれると助かりますよぉ~」
掛け合いボイス②
ジュン「書類が散らばってますけど、集めておけばいいですか? これとかまさか、機密情報じゃないですよね……?」
茨「あぁ、ありがとうございます。どうせジュンが読んでもちんぷんかんぷんだと思いますので、読んでも構いませんよ」
「Saga*ぶつかり合うリバースステージ(夏)」
Eve結成当初、玲明学園のレッスン室での一幕。レッスンに励むEveの元に茨が訪れる。応対したジュンは「……っと、あれ? オレらの世代の出世株、『特待生』の天才児くんが玲明学園くんだりまで何しに来たんすかねぇ~?」と刺々しい態度を取り、茨は「引っかかる物言いですね! そういう発言、口にしてもメリットないので唾と一緒に飲みこんじゃったほうが吉ですよ?」と返す。
そしてサガ計画に進展があったことを日和に耳打ちし「はい! お時間は取らせません! すみませんねジュン氏、ちょっと『おひいさん』をお借りしますよ?」と明朗快活に言い放つ。それに対しジュンは「ジュン『氏』て。……すでに最近、オレがつけた渾名を知ってるんすね」「底知れねぇっつうか、それは『いつでも監視してるぞ』みたいな脅しと受け取っても良いんですかねぇ~?」とまたもや辛辣な態度を取る。対して茨はにこやかに「とんでもない! どんどん仲良くなっているようで羨ましいかぎりです!」「お偉方と上手に付き合う秘訣などがあれば是非ともいつかご教授くださいね、心の友よ!」と返す。ジュンは「心の友ねぇ……。馴れ馴れしいったらないですよぉ~、こっちはまだあんたを友達と呼んで良いのかもわかんねぇってのに」と冷たい態度を取り続けるが、茨は「お腹の奥でどんなふうに思っていようが、すくなくともファンやカメラの前では仲良しな親友っぽく振る舞っておいたほうが良いでしょうな!」と朗らかに返した。
そうして連れ出した日和と茨についてきた凪砂、そして茨の三人で、喫茶店にてこれからについて話し合うシーン。茨はサガ計画について上二人に明かした上で「それと。サガ計画はどんどん規模を拡大しているようなので、さすがに何かの拍子にジュン氏が知ってしまうことも有り得るでしょう」「そうならないように、間近から殿下に気をつけていただきたいなと……念を押しに来たわけです。本当にお手を煩わせて申し訳ありませんが」と日和に頼みごとをする。後述する通り、この行動を複数人がジュンに対する優しさ故と語っている。
コズプロの非『特待生』に関する諸問題について話している際も、茨はジュンを「はい、まぁ彼、あんな生い立ちなのに根は善良なようですし……」と評している。
Saga「Release/第四~六話」
七種茨個人ストーリー
「……茨。荷物、半分持ってくれません?」とジュンが茨に頼るようなそぶりを見せるも「ってか皆さんも『Eden』の一員なんですし、仰っていただければお付きのものぐらい手配するんですが!」という言葉には冷たく「頼みたい気もしますけどねぇ、今日みたいな日はとくに……。でも信用できない連中に身近をうろちょろされると、心が休まりませんよぉ?」「あんたが手配する時点で、もはや信用できねぇんすよ」と返している。
その後も「あはは。上のひとたちは仲良しですな、自分たちも見習ってもっと親しい友人になりませんか……ジュン?」という言葉に「仲良くなりたいなら、もっと本音を晒してほしいもんですねぇ」「愛想笑いを浮かべながら裏でこそこそ動いて、『仲良くなろう』なんて臍で茶が湧きますよぉ~?」とまたもや冷たく切り返されている。
また、Trickstarを気遣うようなジュンに対し、いずれはSSで激突すべき敵同士であるため約束はできないという旨を返したのち「あぁ、自分はそういうことが臆面もなくできる性格で得しちゃってます!」「善人が生きづらい世の中ですからねっ、ほんと最低野郎で良かったぁ! あっはっは♪」と返し、呆れられたように「それを自覚してるのに反省も改善もしないから、友達ができねぇんすよ……茨?」と返されている。
「毒蛇の舌」より
軌跡★電撃戦のオータムライブ
オータムライブに際し、凪砂の言葉により意気消沈していた衣更真緒と付き添いの青葉つむぎとEveの二人が出会い、喫茶店でAdamの話をする一幕。
話題が凪砂から茨へと移り、日和が「あの子、どっちかというとアイドル活動よりビジネスに興味がある感じだもんね」と言うと、ジュンが「実力はありますけどね。根性論の時代じゃねぇし、システマチックに鍛えりゃそこそこの腕前にはなります」と茨のアイドルとしての能力を認める言葉を返す。
リベンジマッチ「隔絶/第三話」より
奇跡☆決勝戦のウインターライブ
AdamとEveが揃い、Edenとして舞台に立つ一幕。Eveのパフォーマンスを舞台袖からプロデュ―サーとして眺める茨だが「(上出来上出来♪ 出会ったころは世の中に対して斜に構えて、拗ねた顔ばっかしてたジュンも……)」「(『明るく爽やかな若手アイドル』、というキャラに馴染んできましたね)」とジュンの変化を認めている。
SS「努力/第九話」
着替える余裕もないほど忙しいのならば『SS』に関しては他の『プロデューサー』に一任してはどうか、と問う凪砂に茨は「正直『Eden』は自分が一から創って育てたので、今さらぜんぶ『ぽん』と他人に暮れてやるのも惜しいです」「我らを御せるのは我ら自身ですよ」「横からごちゃごちゃ言われて、せっかくここまで育てた『Eden』を台無しにされたくありませんね」とEdenへの愛着じみたものを吐露する。
とうとうユニットメンバー全員がEden専用衣装を身に纏い、舞台裏でTrickstarの遊木真、衣更真緒と対峙する。そこで茨の発した「日和殿下の仰るとおり! 正々堂々、真っ向勝負をしましょうね! 敬礼~☆」という言葉に対し、ジュンは呆れたように「どの口でほざきやがる、って感じですよぉ~……茨?」と言う。
その後、茨の言動を日和が窘める場面で「失敬! なにぶん育ちが悪いもので!」と言う茨に対し、ジュンも「育ちが悪いのはオレと同じですねぇ~、共感できます。上のふたりは上流階級、下のふたりは下層のゴミクズ……」「実際、バランスが取れてますよねぇ♪」と同意を示す。
Trikckstarの二人にKnightsの瀬名泉と朔間凛月が飛び入りで加わり、EdenとTrikckstarは四対四の前哨戦を行うことになる。それぞれが舌戦を交わす横で、ジュンは「GODDAMN。やだやだ、この空気……。殺伐としすぎじゃありませんかねぇ?」とぼやきつつも「でもまぁ、戦争なんだから仕方ないっすね。諦めて、覚悟を決めてバチバチにやりあいましょうか」と軍事に関する用語を多用する茨に感化されたような言葉を口にする。
SS「努力/第十一~十二話」
開会式から緊張と感動を露わにするジュンに対し、茨は「ジュンとちがって極限状態には慣れてますしね~、どんな状況でも平然としていられるように訓練は受けています」と言う。しかし、近頃は余裕がないように見える、なにか辛いことがあったならば強がらずに相談してほしい、と凪砂に指摘され、ジュンにも「そうそう、仲間なんすから、どんなことでもちゃんと共有してくださいねぇ~……」「何があっても命懸けで助けてやる、とまでは言いませんけど」「茨にはわりと世話になってて恩義もあるし、ちょっとぐらいは借りを返しますよ」と言われ、Eve結成時や「毒蛇の舌」、掛け合いボイスよりも着実に二人の距離が近付いていることが伺える。
SS「友情/第八話」
SS終盤、Trikckstarと対峙するシーン。ジュンは歌い踊りながらも「(暗い情念も陰謀も何もない、清らかな理想郷がここにあります! あははは!)」と愉快気にする。それを見た茨は「(あはは。楽しそうですね、ジュン……おおはしゃぎしてます)」とその様子を横目で伺っている。
SS「エピローグ⑤」
「Saga*かけ上がるレインボーステージ」
SSの一週間後、玲明学園前にて会話するEveの二人。塞ぎ込むジュンに対し日和はいつも通り朗らかに話しかける。しかしジュンが塞ぎ込んでいるのはSSで敗北したことだけが原因ではなく「……つうか。オレが渋い顔ばっかりしてんのは、もちろん『SS』のこともあるんですけど。例のほら、サガ計画とかいうやつのせいですよぉ~?」と吐露する。それを聞いた日和は「あぁ、事務所……っていうか茨があれこれ巡らせていた陰謀のひとつだね?」「毒蛇らしからぬ気遣いで、徹底的に箝口令を敷いてジュンくんにだけは知られないようにしてたっていう!」と茨がジュンを気遣っていたことを明かす。
そのことにはジュンも納得しており「……GODDAMN。まぁ、内緒にしてた理由はわかりますよ」「オレがサガ計画のことを知ったら、迷わず参加して『SS』そっちのけになってた気もするし」と口にする。
rainbow「エピローグ」
「Saga*ぶつかり合うリバースライブ」
Eveのライブを見学しに行くという口約束を反故にし、一般人に紛れ息子である氷鷹北斗達Rain-bowsのサイン会に行った氷鷹誠矢。それを迎えに来たジュンと対話する一幕。徹底的にジュンを佐賀美陣から遠ざけようとする茨たちの策略に対し「まぁ、それが茨くんたちの作戦、いいや優しさなのかもしれませんし……。面白半分に、不用意にその行程を台無しにはしません」と、茨の巡らせている策が優しさ故であるかもしれないと言及した。
Saga「Release/第十五話」
駆け引き◆ワンダーゲーム
春川宙と和気あいあいとふれあう逆先夏目とジュンが会話する一幕。刺々しい態度を取る夏目に対し過去の自分を重ねるジュン。「はぁ……。戦略については茨に一任して、オレらはあんまり口を出さない方針なんですよぉ~」とまたもや茨に感化されたような言葉を使う。また、「あいつは事務所を……コズプロを掌握しつつありますしねぇ~、言ってみれば上司みたいなもんですよ」と言いつつも「同い年の気安い仲間ではありますけど、逆らってもいいことはないっす」と語る。
ワンダーゲーム「bluebird,redqueen/第三話」
【ワンダーゲーム】終盤。舞台にSwitchとEdenが勢ぞろいする一幕。和やかに会話をする一団がいる一方で、ワンダーゲーム衣装に身を包んだ茨は寡黙に佇むのみ。そこで日和はジュンに「見ての通り、なぜか仏頂面だから台無しだね。ちょっとジュンくん、同年代の気安さで茨を『こちょこちょ』でもしてきて笑わせてきて?」と難題を吹っ掛けられる。しかしジュンは「や~……。前にまんま同じことを言われて茨をくすぐったことがありますけど」「あいつ『拷問には屈しません!』とか言ってピクリとも笑いませんでしたよぉ~?」と仲の良さを窺わせる発言をした。
その後、作戦会議と称してEdenの四人が集まる際も「茨~♪ 普段は余裕を持って対応してるのに、今回はやけにギリギリでしたねぇ~?」とからかうようなそぶりを見せた。
ワンダーゲーム「bluebird,redqueen/第十話」