キエフの幽霊
きえふのゆうれい
ロシア軍のウクライナ侵攻で活躍したとされるウクライナ空軍のエースパイロット。
概要
キエフの幽霊とは、2022年のウクライナ侵攻でロシア軍機を6機撃墜したとされるウクライナ空軍パイロットの通称である。
彼は侵攻初日のキエフ攻勢において「MiG-29」単騎でロシア軍の「Su-35」2機「Su-25」2機「Su-27」と「MiG-29」各1機、合計6機を撃墜したとされる。
実際には都市伝説の可能性が高い(というかほぼ間違いない)。
ウクライナ前大統領であるペトロ・ポロシェンコはパイロットの写真を公開して「キエフの幽霊」の実在を主張したが、これは2019年にヘルメットの試験風景として撮影されたものの使い回しであった。
このように信憑性を語る次元にすら達していない与太話であるが、各国語版のwikipedia記事が作成されるばかりか、ウクライナ大使館ですら実在を前提に言及してプロパガンダに利用する始末であり、ウクライナ侵攻に対する世界の熱狂ぶりを示す一例となっている。