概要
最終戦争前に軍用として開発されたロブコ社製の戦闘ロボット。効率よく人間の戦闘員を排除するよう設計されており、非常に洗練された人型をしている。
戦後の荒廃した世界でも多くの機体が稼働しており、戦前の命令を守って主人公に襲い掛かってくるものや、新たな主人にプログラムされて主人公に襲い掛かってくるものが存在する。なんにせよ襲い掛かってくる。
女性的なシルエットをしており、AIの自己認識も女性。R-18投稿も存在する程度には性的。公式でもエプロン姿のアサルトロン妻などが登場した事がある。他にもファンメイドのイラストでアサルトロンのメイドなども存在する。英語・日本語ともに男性のようなハスキーボイスだが、英語の声優はColleen Delany。スカイリムの従者を務めたリディアの声を勤めた女優である。
彼女の声をボイスチェンジャーに掛けて作られたのが、このアサルトロンの声と言われている。
本作にキャラクターとして登場するアサルトロン
KL-E-0(クレオ)
AIに自我の芽生えた個体。人格・性格は人間で言うところの「面倒見のいいお姉さん」(ただし、ハスキーボイスなので違和感がある)。自立した女性としての自我を完璧に確立しており、商売を営んでいるのも自らのメンテナンス料のためでもあると言う。Robotics Expertで連れ出せばもう1人の仲間として実際に戦場にも立ってくれる。爪弾き者の集まる街「グッドネイバー」で武器屋「kill or be killed」を営んでいる。とかく物言いが物騒で、店の棚にはなんとあのヌカランチャーが飾られている。武器は自分で試し撃ちして性能を確かめた保証付きらしい。
旧アメリカ軍所属で「緊急事態」とやらを想定しているようで、その際に危険を及ぼす可能性のある町の住人を独自の判断でリストアップ、いざとなれば秘密裏に暗殺する計画まで立てている。
少しだけ怖い物言いもするものの、基本的には善良である鋼鉄の淑女。
なお彼女のファンは少なからず多く、同人誌まで発行されていると言う。
P.A.M
秘密組織・レールロードが奪取し運用している個体。元々はMr.ハウスがアメリカを守るために開発した非常に特殊な機体。その性質上、B.O.S.の接収対象目標でもある。
未来予測システムを搭載している。未来予測システムが主であり、そのハードウェアとしてアサルトロン型が使われている。未来予測システムにリソースを食われているのか、戦闘能力を持たない。
エイダ
DLC「オートマトロン」に登場するコンパニオンキャラクター。ベースはアサルトロン型だが、別機種のパーツがパッチワークされている。パーツはプレイヤーが組み替えられるため、純アサルトロンにすることも、まったく別のロボにすることも可能。
コズワースと並ぶ本作の良心で、声も一般アサルトロンとは異なるかわいらしい女性のもの。
性能
武装は両手のドリル兼用マニピュレータと、頭部の高出力レーザー。特にレーザーはチャージに時間がかかる上照射後の射線は完全固定ではあるものの、非常に威力が高いうえに連続ヒットするため一気に即死させられる可能性が非常に高い。
動きも素早く、レーザーをうまく破壊したとしても軽快なフットワークで距離を詰められてインファイトに持ち込まれれば、怯み+高威力+連撃の凶悪な格闘攻撃や即死技を繰り出されるのでやはり危険。つまるところ、遠近の両方で容赦なく強い。
対策は狙撃と足潰しという王道のパターンだが、逃げ場のない狭い屋内で出現するパターンが多いため、しばしば対策のとりようもなく正面きって戦うことを強いられる。perkによりハッキングが有効なので、アサルトロン対処のためだけにpaekを取得する選択も十分にあり。
セリフ集
武器を下ろしなさい 武器を下ろしなさい 武器を、おろしなさいッ!!
負けるようにはプログラムされていない
戦争好きの人間達め!
人間と交戦します
敵を見失った 敵発見!戦闘区域は激戦です
アサルトロン、攻撃を受けました
戦いはもう終わりです、人間よ
ターゲットと交戦 全員排除します 排除サブルーチンを起動します
アサルトロンタイプに刃向かうなんて愚かな……
人間…みじめな存在…
敵よ、気を付けて(味方時)
敵を分析中……殺せる確率を計算中……
人間の戦闘員を効率よく排除するようプログラムされています
対象を排除しました 敵を排除した(プレイヤー、もしくは仲間が倒された場合)
境界線での動きを検知。ステルス部隊が侵入した可能性があります
戦闘区域から離脱しました スキャナーに生物反応。警戒レベルを上げる 敵に遭遇!交戦する!
接近サブルーチンを起動します! 最接近して交戦します!
奇襲!奇襲!防御プロトコルで交戦する! 奇襲です!防御します!
K、I、L、L!
アサルトロンロボット戦闘クラスに立ち向かうとは…死は不可避です
亜種
アサルトロン
基本機種。アサルトロン系では最下位だが、それでも高レベル主人公を警戒させるに足る性能を誇る。
アサルトロン・インベーダー
上位種。強いには強いのだが、後述のドミネーターがあまりにも強すぎるせいで印象が薄い。
アサルトロン・ドミネーター
最上位種で「4」最強クラスの凶悪クリーチャー。
両腕のドリル・マニピュレータは大型のブレードに換装され、高速で距離を詰めてキルミ効果付きの攻撃や高殺傷力の連続攻撃を繰り出してくる。
加えて最悪なのがV.A.T.Sを無効化するステルス迷彩。そのため、攻撃が当てられずにモタモタしている間にレーザーで即死する事故が後をたたない。
こいつと同格に語られる4最強クリーチャーとしてしばしば名前が上がるのがフェラル最強種「焦げた~」、スパミュ最強種「ウォーロード」が挙げられるが、前者は片脚or両腕を破壊すれば無力化可能、後者は体力特化で攻撃力そのものは武器依存≒普通に強い止まりで事故死の心配が低いのもドミネーターの厄介さを際立たせている。
ナヴァトロン
最終DLC「ヌカ・ワールド」に登場するバリエーション機。
戦闘ショーで用いられた機体で、見栄えのする白い塗装に加え、片腕はレーザーに換装されている。ショーに用いるには過剰火力と考えられたのか、頭部の即死レーザーは廃止されている(上位機は装備しているものも)。
上位機にエリミネーター、イニシエーターがいる。