「ああ、おはようございます!コーヒーをどうぞ。摂氏78.6度。完璧です!」
概要
ゼネラル・アトミックス・インターナショナル社製の高性能家庭用ロボット「Mr.ハンディ」。
戦前、主人公夫妻が生まれたばかりのショーン君を連れてボストン郊外で暮らしていた頃から一家の家事をサポートしていた。
核戦争と共に主人公がVault111に入ってから210年間、廃屋と化した主人公宅で独り帰りを待ち続けていた忠臣。
再会直後は仲間になってくれないが、少しクエストを進めれば仲間として連れ歩くことができる。
過去作に登場する同型機はだいたいAIが狂って猟奇殺人ロボットと化してしまっており、シリーズ経験者にとって「Mr.ハンディ型=サイコパス殺人ロボ」という印象が強かったため、コズワースの善良な性格設定は驚きを持って受け入れられた。
声優
日本語版での中の人(岩崎ひろし)はかのC-3POも担当し、姉妹作のskyrimでは大人気なとある狂った暗殺者を担当。誰か殺そうよ旦那様!
コズワースの演技はC-3POを寄りでどこか癒し系の響きが籠っている。
また、英語版のみだが、主人公の名前が特定のものだとその名前を呼んでくれる機能がある。英語圏の一般的な名前には一通り対応しているのだが、中には「Cobra」「Battosai」など聞き覚えのある名前も。
能力
装備は雑草除去用の火炎放射器と庭木刈込用の電動ノコギリ。装備だけ見ると家庭用ロボットなだけあって戦闘力が低そうに見えるが、ほとんどの人間コンパニオンが太刀打ちできない強烈な攻撃力を誇り、装甲もタフである。電動ノコギリの一撃でレイダーどもをなぎ倒し、トドメとばかりに火炎放射器で消毒する。ゼネラル・アトミックス社にとっての家庭用っていったい・・・。
また、話しかけると定期的に「きれいな水」を支給してくれる。
DLC「Automatron」
導入すると他のロボット同様に改造でき、ぶっちぎりの最強コンパニオンとなる。
またコズワースとキュリー限定の特徴として、使用時低確率で部位破壊で自損する「不安定な〇〇」シリーズを使用しても部位破壊が起きない。
これはオートマトロン以前のロボットコンパニオンのため、部位破壊をする属性がキャラクターに設定されてないため。
好感度設定がないエイダと異なり、悪事に制限ができるのが弱点といえば弱点。
家族を喪った主人公にとっては唯一の戦前からの仲間なので、愛着があるならぜひオートマトロンを導入して頼れる相棒に仕立てよう。
好感度
核戦争以前の倫理観を持っているため、非常に常識的な価値観を持っており、無償の善行で好感度が上がり、一般人の殺害や盗みで好感度が下がる。
ただしMystic Powerに関してはお咎め無し、「次からは香辛料をおすすめします」とアドバイスしてくれる。
また、戦前を知る故か武闘派なBoSに協力しても好感度が下がらない数少ないコンパニオンでもある。
好感度最大でロボットの攻撃によるダメージを10%軽減を伝授してくれる。
ロボット系の敵はアサルトロンやセントリーボットなど非常に凶悪な敵も存在する上、Automatron導入後はランダムイベントでの遭遇も増えるため、それらからの被ダメージ10%減少は地味ながら安定した戦いに貢献してくれることだろう。