CV:キートン山田。
ヤン艦隊の補給担当の最高責任者であり、ヤンの先輩ということもあって、ヤンに対して毒舌で勝つ数少ない相手でもある。最終階級自由惑星同盟軍中将。
イゼルロ-ン要塞の事実上の市長であり、キャゼルヌがいなければ機能しないことは、病気でいないときに事務が延滞したことからも証明されている。ユリアン・ミンツいわく「その気になれば要塞を占領できる」とまで言われ、それに対してヤンは「要塞司令官までやってくれたら楽できる」と返している。
一方で戦闘指揮にはむいてないが、ヤンが要塞を留守にした際のガイエスブルグ要塞侵攻に対しては、終始守勢後手に回ったが、メルカッツに艦隊指揮を任せ、またユリアンの意見を取り入れるなど、ヤンが帰還するまで持ちこたえている。
家庭では、家事の名人で別名「白い魔女」とまで言われる夫人に対して頭が上がらず、毒舌でも勝てないという有様である。2人の娘をもうけていて、そのうち長女をユリアンの嫁にと画策していたが、こちらは失敗した模様である。