概要
CV:里見京子
第11話「真紅の妖花 ラフレール」に登場。
普段は花の精のような金髪碧眼の美女の姿で行動しているが、正体は醜悪な顔をした巨大花の怪物。美女の姿の時は口から花粉を吹き付けて眠らせたり、分身して相手を翻弄したりする。正体を現した際には棘の付いた蔓で打ち据えたり、伸縮自在の頭髪で締め付けて攻撃する。また、変身前と同様に花粉も吐く。
劇中の活躍
悪魔王ゼノンによって呼び出されると魔将軍ザンニンからの指令を待ち、その美しい容姿と数々の魔力でデビルマンを倒すよう命令される。
町では最初、美女に変身し、予めひびを入れておいた道路を崩壊させ、トラックを海へ墜落させた。その後も、下水道を渡り、再び美女に変身し、明と牧村一家の乗った車を襲うが、明に後を付けられ、3体に分身し、デビルマンを惑わせ、一時退散する。
翌日、氷村巌(妖獣ヒムラー)が学校の校庭で明との殴り合いの喧嘩をしている最中にした合図で地割れを起こし、美樹をその中に落下させ、彼女を追いかけてきた明を再び3体に分身した美女の姿で攻撃する。美樹と一緒なためデビルマンに変身できない明を苦しめるが、花粉を吹き付けて美樹だけ眠らせるというミスを犯し、デビルマンへの変身を許してしまう。本性を現して空中戦に突入し、伸びる髪でデビルマンを捕らえ、蔓による攻撃や花粉で弱らせるなどして苦戦させるが、最期はデビルアローで倒された。
余談
声を演じた里見氏はその後、今作にて妖元帥レイコックを演じている。また、ゼノンからザンニンの指令を待つよう言われているが、当のザンニンは今話において全く登場しない。
ラフレールが倒された後、氷村=妖獣ヒムラーが散った彼女の花弁を握りしめながら復讐を誓うシーンがあり、氷村とは親しい関係にあったらしいことが描かれている。