概要
創設年 | 1956年 |
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加盟年 | 2013年 |
ホームスタジアム | 石川県西部緑地公園陸上競技場 |
クラブカラー | 赤、黒、黄 |
マスコット | ゲンゾー&ナンシー |
1956年に金沢サッカークラブとして設立された。2006年に現在の名前に改めている。
金沢サッカークラブ時代の1982年に北信越フットボールリーグに昇格。1984年に石川県フットボールリーグに降格してしまったが1987年に復帰、以後1998年-2000年は再び石川県リーグ送り、2001年北信越リーグ復帰を経て、2010年にJFLに昇格した。
2010年4月9日にJリーグ準加盟を申請。その後2011年に再び申請したものの継続審議止まりになった。2012年はホームスタジアムの改修やクラブの資本金増資が遅れたことにより、準加盟申請が見送られた。
2013年2月、Jリーグ準加盟が認められ、さらに同年11月19日、ついにJリーグ入会・2014年シーズンのJ3参加が認められた。
そして2014年シーズンにおいてJ3で後半戦は7連勝を含む13試合負けなしで2位以下を突き放し、FC琉球に勝って優勝、わずか1年でJ2昇格を果たした。
J2に挑んだ2015年は一時首位に立ったが、後半戦は19試合勝利なし(11分け8敗)と低迷し最終成績は12位。しかし終盤は2勝を挙げた。
2019年5月3日のアビスパ福岡戦では杉浦恭平がJリーグの試合として令和における初得点を記録した。
スタジアム
石川県西部緑地公園陸上競技場。
ゲーム開催時には金沢駅金沢港口から直行バスが運行されるが、本数はそれほど多くない。
一般のバスも運行されているが、陸上競技場の最寄である袋畠西部緑地公園前に行く52系統のバスは平日/土休日とも12・16・18時台に設定。帰り便は17・19時台にある。
続いて公園内ロータリーに入る56系統済生会病院行き。土休日は13・14時台に往路便がある。しかし復路便は土休日14:59が最終であり、13:00キックオフでも利用は厳しい。
徒歩15分の松島バス停を通る54系統上安原行きのバスは土休日でも毎時1本ある。しかし復路は平日20:49、土休日20:25が最終でナイトゲームでの利用が難しいダイヤである。
駅から徒歩の場合の最寄り駅は北陸本線の西金沢駅で3.3kmの距離。金沢駅からも4.3kmである。
このように交通機関のアクセスが弱めなところであるが、ツエーゲンではシェアサイクル「まちのり」の利用イベントも行われている。全試合ではないが対象日は西部緑地公園でも利用ポートが設置される。
自家用車の場合は公園内の駐車場が利用でき、利用台数は常設で3000台分、さらに臨時駐車場も設置される。
スタグルのエリアは「ツエーゲン茶屋街」と呼ばれている。
余談
マスコット
石川県の鳥・イヌワシをモチーフにした「ゲンゾー」。2017年には女子マスコットの「ナンシー」も加入した。ここまでならよくある話なのだが・・・。
2017年5月29日のホーム松本山雅FC戦において、「悪の化身」を名乗る謎のマスコット「ヤサガラス」が出現。ゲンゾーの誘拐予告を行う。そして6月17日のホームレノファ山口戦ハーフタイムショーで本当にゲンゾーを拉致。なおこの時のヤサガラスの第一声が「レノファ山口サポの皆様、ようこそ金沢へ!」だったため、この時点で現地に居合わせたサポからは「ヤサガラス本当はいい奴なのでは?」と指摘されていた。
そして2017年7月1日のホーム横浜FC戦ハーフタイムショー。金沢サポを煽るヤサガラスの前に囚われのゲンソーが「ゲンゾイヤー」に進化して登場した。
この衝撃的な展開に当の金沢サポは勿論、他サポやら各地のマスコット好きやらローカルヒーローマニアたちも反応。「どうしてこうなった」「フィギュアーツ化はまだか」など様々な論難を引き起こした。
クラブ名の由来
加賀弁で「強いんだ!!」を意味する「強えげん」が元になっている。欧文表記の「zweigen」は、独語のzwei(2)とgehen(進む)に由来する造語。これらをひっかけ、
「より強くなるために、クラブとサポーターがともに進んでいく」
という意味が込められているという。
関連項目
北國新聞社・・・本クラブの主要株主のひとつ。