ストライダー飛竜
すとらいだーひりゅう
概要
アーケード版第一作目は1989年、第二作目は1999年に稼働開始。
更に2000年には『ストライダー飛竜1&2』としてプレイステーションに移植された。
因みに、パッケージイラストは本宮企画が担当しており、本作品はカプコン・本宮企画の共同作品である。
そのためコピーライト表示の際は、カプコンだけでなくモト企画も含まれる。
PCE版ストライダー飛竜におけるナレーションは故・家弓家正。
2013年の『COMIC-COMサンディエゴ』でPS3およびPS4向けで開発中であることが明かされている。
PS4にあわせて2月22日に発売された。
のちに、2014年2月26日にXbox360版、2014年9月4日にXboxone版とPC版(『STEAM』でのダウンロード専売)が発売された。
PS3版のみがパッケージ版とダウンロード版、それ以外はダウンロード販売のみ。
登場キャラクター
飛竜
担当声優・PCE版:塩沢兼人。マブカプ3:うえだゆうじ。ストライダー飛竜2、namco×CAPCOM、プロジェクトクロスゾーン2:鳥海浩輔
主人公。戦闘・諜報のプロフェッショナル集団・ストライダーズに所属する最年少特A級ストライダー。
現役エージェントであるため、国籍・本名・年齢・経歴等、飛竜個人に関する情報は一切不明。
故に"飛竜"という名もコードネームと思われる。
また、ゲーム内での描写を見る限り、飛竜はプロ意識の強い"冷血漢"という印象を受ける。
トレードマークは赤いマフラー。(但し1のみ素顔を晒している)
ゲーム内では、全世界を支配する独裁者・グランドマスター(冥王)抹殺の任務を受け、超人的な体術と愛用の光剣サイファー・万能鎌クライムシクル(1ではサポートロボットも活躍)を駆使し、冥王に挑む事となる。
漫画版の設定では19歳であり、ゲーム版の"冷徹なプロ"というイメージとは逆に"熱血漢"の部類として描かれている。口元をも覆う赤いマフラーの初出はこの漫画版である。
ちなみに漫画版と密接に繋がっているファミコン版が存在するが、残念ながら日本未発売となっている。
ファミコン版のOPテーマには漫画版をイメージした歌詞が設定されており、ストライダーのカッコ良さと悲哀を上手く表現していた。
なお、1と2では2000年の時間的開きがあるが、2のEDの冥王グランドマスターの意味深なセリフから
1と2の飛竜がそれぞれ別人なのか同一人物なのか長い間公式ではぐらかされて来たが
『MARVEL VS. CAPCOM: INFINITE』のストーリーモードの中で
「俺はグランドマスターと幾千年もの間戦い続けて来た」というセリフがあり
シリーズ作品全ての飛竜が同一人物である可能性が濃厚となった。
namco×CAPCOMでは、前述の冷血な言動を見せる事が多いものの、漫画版の熱血要素も混じったのか、時には突拍子もない離れ業を臆せず実行する、冷徹さと真剣さを併せ持ったプロとして登場。原作を知っているプレイヤーも、そうでないプレイヤーも唖然とする移動法を見せた…というか、他作品のキャラ達にもやらせた(Q:墜落する空母から脱出するには?A:生身でカタパルト射出。後にPXZ2でも実施した)。
飛燕
担当声優・ストライダー飛竜2、namco×CAPCOM:鳥海浩輔
2で登場。元特A級ストライダーで、冥王側に付きストライダーズを壊滅させた人物。
飛竜の元戦友でもある。
2本のサイファーを操り、MISSON00・05のボスとして飛竜の前に立ちはだかる。(05ではハメ殺し可能)
飛燕のサイファーは、組み合わせてブーメラン状にすることも、分割して使用する事も可能。
2014年版は登場しないが、隠しアイテム『敗れしストライダー達の記憶』(敗れたストライダーの紹介、コスチュームカラー追加)の中では…一応、その世界は裏切り者ではないようだ。