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みかんばの編集履歴2022/05/02 02:15:03 版
編集者:黒こげ
編集内容:サムネイル画像が削除済みだったようで表示されなかったため、暫定的に挿入しました。 独断で選択させていただきましたが、何か不都合がございます場合等は、変更くださいますようお願いします。

概要

DMM.comにて配信中のブラウザゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』に登場する刀剣男士

三日月宗近×山姥切国広のBLカップリング。

ゲーム内で二人が直接会話をするシーンは今までなかったが、2022/3/1 実装の新イベント「対大侵寇強化プログラム・中盤」において、イベント進行のメインキャラに山姥切国広を選択した場合のみ、三日月宗近との会話シーンを見ることが可能となった。

アニメ『活撃 刀剣乱舞』では、同じ第一部隊、三巻の表紙であったり、Blu-ray&DVD第4巻特典CD「活撃特典音楽集 肆」内で「現」と言う曲を二人が歌っていたりする。(三日月宗近と山姥切国広のカップリング曲)

他にもこの二人が登場するメディアミックスは、ミュージカル、アニメ、漫画、映画とそれなりにはあるが、会話は多くはない。

各メディアミックスの中で、舞台「刀剣乱舞」では、多くの演目で、三日月宗近と山姥切国広を中心として物語が進行する。(詳細については、4 舞台『刀剣乱舞』においてのみかんばを参照のこと)

TVアニメ『活撃 刀剣乱舞』においてのみかんば

第六話

 物語の中で初めて二人が同じ画面に登場。会話等は無し。

第七話 (以降ネタバレ注意)

 骨喰藤四郎に襲い掛かってきた大太刀を片腕で止めた三日月宗近。自ら反撃に転じることはなく、一言「山姥切」と山姥切国広の名を呼ぶ。それを合図に弾丸のような素早さと鋭い斬撃で大太刀を背から一太刀で倒した山姥切国広は、険しい顔のまま振り向き、「おい、三日月。この程度、お前ひとりで倒せるだろう」と苦言を呈する。山姥切国広への信頼と、三日月宗近の技量を熟知している二人の関係性が現れている場面である。

 名だたる名刀ばかりに囲まれて、持ち前の卑屈さが噴出した山姥切国広。頭にかぶっていた布を両手で掴みすっぽりと顔を隠してしまう。初めて見る山姥切国広のその姿に首を傾げる骨喰藤四郎に対して、すぐさま三日月宗近が「まぁ、隊長殿は思い悩むことが多いのでな」とフォローに入る。これもまた、山姥切国広の苦悩を知る三日月宗近との関係性が描かれたシーンである。

 敵大将を目前にして、巨大な敵に阻まれる三日月宗近、山姥切国広、骨喰藤四郎の三振り。敵の太刀を受けつつ、三日月宗近が「ゆけ、山姥切。こやつは俺が請け負おう」と山姥切国広を敵大将の元へと送り出す。骨喰藤四郎の補佐を受け、見事敵大将の首を討ち取った山姥切国広は振り返り、「三日月!」と三日月宗近の名を叫ぶ。敵大将を倒したことを知った三日月宗近は、「本気になるか」と不敵に笑い、激しくも鮮やかな剣技で敵の特大大太刀を葬り去った。

『映画刀剣乱舞』においてのみかんば (以降ネタバレ注意)

 直接二人が絡むシーンはそう多くはない。特筆すべきは、隊長である三日月宗近が仲間に何も告げぬまま、単独行動で姿を消した後からのシーン。負傷した山姥切国広と薬研藤四郎、骨喰藤四郎の3振りは、傷の手当てをするため河原でしばしの休息をとる。三日月宗近の謎の行動に思いを巡らせる3振り。薬研藤四郎の「三日月のことを知らなすぎるな、俺たちは」という言葉に対して、山姥切国広は、「ずっとそうだった。自分のことを話さないんだ、あいつは…」と呟き目を伏せる。三日月宗近に対する思いを吐露する唯一の場面である。

 物語後半、大勢の時間遡行軍を相手に、たった一振りで瀕死の重傷を負いながらも戦い続ける三日月宗近。限界が近付き、倒れる寸前となったところへ、山姥切国広、へし切長谷部、薬研藤四郎、日本号、骨喰藤四郎の5振りが駆け付ける。

 ちなみにこの場面での山姥切国広は、傷付いた三日月宗近を背に庇うようにしているため、立ち位置は三日月宗近の前である。

 この時には、三日月宗近の抱えてきた秘密は仲間に露見している。それぞれが労わりや苦言の言葉を伝える中、山姥切国広はこう口にする。

「これからはもう少し話せ。年寄りなら長話は得意だろ」

 非常に山姥切国広らしい、優しさと悪態が混ざった台詞である。

舞台『刀剣乱舞』においてのみかんば (以降ネタバレ注意)

「虚伝 燃ゆる本能寺」

 遠征から帰還した山姥切国広は、三日月宗近より、本丸の近侍及び第一部隊隊長が山姥切国広となったことを伝えられる。過去の負け戦(「ジョ伝 三つら星刀語り」にて明かされる)を悔いている山姥切国広は「写しの俺に、今更近侍など務まるはずがない」と拒否するが、三日月宗近に「できるさ。写しといえど、山姥切国広は堀川一門の祖、名工国広の傑作なんだろう?」と背を押される。

 織田信長に所以のある刀たちのいざこざが絶えず、近侍として上手く取り纏められないジレンマから山姥切国広は、「主はなぜ俺を近侍にしたんだ」と苦悩を口にする。三日月宗近はそんな山姥切国広を微笑みながら眺め、「俺は頑張っていると思うぞ」と励ます。

 織田の刀の仲を取り持つために企画された紅白戦において、紅白それぞれの隊長となった三日月宗近と山姥切国広。「どうせやるなら本気の方が面白い」のポリシーの元、三日月宗近は山姥切国広に執拗に刀を向ける。そのしつこさに堪忍袋の緒が切れた山姥切国広は、三日月に向かって「この、クソジジイ!」と叫ぶ。記念すべき初クソジジイ発言である。

 紅白戦は失敗。織田の刀は依然として険悪なままとなり、山姥切国広は激しく落ち込み足早にその場を去る。すぐさまその後を追いかけた三日月宗近は、膝を抱えて蹲る山姥切国広へ酒を勧め、共に杯を交わす。山姥切国広の「なぜ物である刀剣に心があるのか」という問いかけを穏やかに説く三日月宗近。未だ迷う山姥切国広に対してこう告げる。

「山姥切国広よ。おぬしは存分に美しい」

 三日月宗近は「主の言葉を借りたまでだ」と付け加えたが、それが本当に主の言葉だったのかどうかは不明。

「おぬしはおぬしを信じ、その心でこの世を照らしてやればいい。あの月を照らす、日の光のようにだ」

 最後にこう締めくくり、月夜の場面は終わる。「山姥切国広=太陽」のイメージが形作られた最初の場面でもある。

 物語後半、時間遡行軍に囲まれた三日月宗近の元に、山姥切国広が加勢に入る。背中合わせで寄り添う二振りの短い会話が印象深い。

「月を照らす日の光のようにか…。無茶を言ってくれる」

「これはまた、随分煤けた太陽だ」

 この、「煤けた太陽」と言うワードは後の公演にも繰り返し登場する。三日月宗近にとって重要な言葉ともいえる。

「義伝 暁の独眼竜」

 三日月宗近と主の会話で(主の姿はなく、三日月宗近が客席に向かい独白のように語る)「山姥切も、随分近侍らしい顔になってきたからな」と微笑みながら褒める。

 厨当番で割烹着姿の山姥切国広に対し、「なかなか似合っているぞ、割烹着」と褒めるシーンがある。この本丸の三日月宗近は、山姥切国広に対してとりあえず何でも褒める傾向が強い。

 刀剣たちの親睦を深めるため、遠征を兼ねた遠足という任務に赴く8振りの刀剣男士。肩の力が抜けない山姥切国広に対し、三日月宗近が気遣いを見せるがなかなかうまく伝わらない。それを見ていた鶴丸国永は、三日月宗近に対し、「三日月は山姥切の心配ばかりで大変だな」と声を掛ける。

 三日月宗近と山姥切国広の二振りだけの場面。楽しそうにどんぐりを拾う三日月宗近の背に「近侍を代わってくれ」と頼む山姥切国広。「俺にはもうあの本丸をまとめることはできないのかもしれない」と弱音を吐く山姥切国広に、三日月宗近は畑の野菜の育て方を例に見守る者の心得を説く。

 先の見えない戦況と自分たちの置かれた状況にもどかしさが募り、山姥切国広は思わず声を荒げてしまう。一喝の後、三日月宗近に「今はまだ焦る時ではない」と諭され、「すまない」と謝りながら顔を俯ける山姥切国広。その姿を見た三日月宗近は、「おや、泣くか?俺の胸で良ければいつでも貸すぞ」と腕を広げて山姥切国広に近付く。山姥切国広は少しの沈黙の後、一歩三日月宗近へと近付き、「クソジジイ!」と一言告げる。

 その後の三日月宗近の独白。

「山姥切国広、きっとできるぞ。(中略)ゆえにその時が来るまで、俺は見守り続けよう」

 この言葉に、山姥切国広への並々ならぬ思いと、三日月宗近自身が抱える秘密の一端が垣間見える。

 思い悩む小夜左文字に助言を求められた山姥切国広。何とかしてそれに答えようとするが、口下手な性格が災いしてなかなか言葉が出ない。その際の独白。

「こんな時に限って三日月は出陣してるし!いやいやいやいかん、俺はここのところすぐに三日月に頼ろうとする(後略)」

 山姥切国広にとって、三日月宗近の存在が大きくなりつつあることを示す、分かりやすい台詞である。

 物語のエピローグ部分。すべてが丸く収まり、皆で歓談しているところで、三日月宗近が山姥切国広へと声を掛ける。

「見事だ。この本丸を立派に纏め上げているではないか」

 それを聞いた鶴丸国永に、「お、三日月から誉を頂いたか?」と茶化され、恥ずかしさに布を引き寄せた山姥切国広は、「やめろ、クソジジイ…」と顔をしかめるのだった。

「ジョ伝 三つら星刀語り」

 三日月宗近は1シーンのみ(背を向けた状態)の登場なので、基本的に三日月宗近と山姥切国広の絡みはない。

(以降、ストーリー上重要なネタバレがあります。ご注意ください)

 二振りの直接的な絡みはないが、三日月宗近は顕現してすぐ、主から賜ったお守りを、迎えに来た骨喰藤四郎へと手渡す。その後骨喰藤四郎から過去の山伏国広へと渡されたお守りは、山姥切国広を庇って倒れた山伏国広の命を復活させることとなる。

「悲伝 結いの目の不如帰」

 本丸での手合わせを終えた後皆で茶をすることになり、山姥切国広が「茶箪笥にいい羊羹があったな」と呟くと、三日月宗近が「ああ、それならば俺が食ったぞ」と満面の笑みで答える。怒りの気配を察して慌てる三日月宗近の肩を掴み、山姥切国広は「あれには俺の名前が書いてあったはずだ!!」と声を荒げ激怒する。

(以降、ストーリー上重要なネタバレがあります。ご注意ください)

 仲間を裏切る形で敵と共に本丸を去った三日月宗近。その真意が分からず混乱する刀剣男士たち。三日月宗近を切るのかと詰め寄られても山姥切国広は答えられない。小烏丸に「お前の目に初めに映った三日月宗近は、いかなる刀であった?」と問われ、山姥切国広はこう答えた。

「三日月は、深く、静かに、美しかった」

 主から送られる術の影響を受け、よろめきながら立つ三日月宗近。左手の小指を見つめながら「山姥切国広よ、おぬしとまたここで約束の時を迎える。(後略)」と呟き切なく微笑む。

 三日月宗近とその行方を追っていた山姥切国広を含む9名の刀剣男士が再会する。他の刀剣男士が三日月宗近に刀を向け、今まさに切りかからんとする中、飛び出した山姥切国広は「待て!まだ三日月からなんの話も聞いていない!」と叫び、三日月宗近を背に庇う。邪魔をするなとへし切長谷部に引き剥がされ、床に転がる山姥切国広。三日月宗近と仲間の戦いをどうすることもできないまま見つめ、一度は刀を構えて立ち上がるが、やはり三日月を切ることはできず、やめろ!と叫びながらへし切長谷部の背に取り付く。

 物語のクライマックス、三日月宗近と山姥切国広の一騎打ちの場面。涙を流す山姥切国広に対して、三日月宗近はこう答える。

「(前略)煤けた太陽よ、おぬしなら刀剣にこめられし物語を超え、この時のゆく道の陰りを照らしてくれるのではないかと…」

 その後激しい競り合いを経て、勝敗は決する。なお、勝者は公演によって異なり、どちらが勝利するかでその後の会話に変化がある。

●大千秋楽以外の公演→三日月宗近勝利

「山姥切国広よ、おぬしとの手合わせ、存外楽しかったぞ。またこうして、刀を交わしたいものだ」

「その時は、俺が勝ってみせる!」

「ああ、約束だ…」

●大千秋楽→山姥切国広勝利

「山姥切国広よ!おぬしとの手合わせ、存外楽しかったぞ。また…刀を交わしたいものだ!」

「その時は…今よりも強くなった俺が相手になってやる…!」

「ああ…楽しみにしているぞ!」

 桜の花弁が降る中、山姥切国広はその場にうずくまり、三日月宗近を失った悲しみに慟哭する。

「慈伝 日日の葉よ散るらむ」

 三日月宗近は登場しないため、山姥切国広との直接的な絡みはないが、他の刀剣との会話などから、山姥切国広にとっての三日月宗近の存在の大きさを窺い知ることができる。

 山姥切国広を案じるへし切長谷部の台詞。「以前の山姥切国広であれば、あんなとぼけたことにはならなかったはずだ。だがあれ以来、あいつはどこか上の空だ」

 この台詞より、悲伝での出来事が、山姥切国広にとっていまだ大きな傷であることが窺える。

 山姥切長義と相対した山姥切国広の台詞。

「俺たちは刀だ。刃持ちて語らおう!」

 これは悲伝で三日月宗近が発した台詞と同じである。

 山姥切国広との勝負に負けた山姥切長義へ、鶯丸はこう語る。「山姥切国広は、三日月を止められなかったことをずっと悔いているんだ。(後略)」

 へし切長谷部へ、山姥切国広は心の内を吐露する。「俺は…自分が写しでなければ、もっと強ければ、三日月を失うことはなかったんじゃないか…そう思えてならない」

(以降、ストーリー上重要なネタバレがあります。ご注意ください)

 三日月宗近が残したどんぐりを五虎退から手渡された山姥切国広。

「心は、ここにか…。クソジジイ…居なくなってまでもふざけたことをする…!」

 涙に震える声でそう言って、山姥切国広はどんぐりを握りしめた手を胸に押し当てた。

 旅装束で一人本丸を離れる山姥切国広。その旅立ちの時、今はもういない三日月宗近の声が聞こえてくる。

『山姥切よ、楽しみにしているぞ』

 山姥切国広はその声に「行ってくる」と一言返し、淡く微笑みを浮かべた。

「維伝 朧の志士たち」

 三日月宗近、山姥切国広共にキャストに名前はないので二振りの絡みはない。

(以降、ストーリー上重要なネタバレがあります。ご注意ください)

 物語ラスト、輝く三日月を背に、傘を被った時間遡行軍のいでたちの一振りが立っている。

「まだ足りない。もっと沢山の物語をおくれ…(中略)そして、いつの日か…三日月宗近。お前を救い出して見せる」

 そう語ったその声は、山姥切国広の物と酷似していた。

「天伝 蒼空の兵 -大坂冬の陣-」

 三日月宗近の出演はないため、二振りの絡みはない。

 物語の中盤、加州清光は山姥切国広へこう語る。

「国広は強くなったよ。これってやっぱ三日月のお陰かな」

「无伝 夕紅の士 -大坂夏の陣-」

 山姥切国広の出演はないため、二振りの絡みはない。

 物語後半、鶴丸国永と三日月宗近は、本丸での思い出を語り合う。その最後に、三日月宗近は、「あとは…そうだな」と微笑みながらこう語る。

「山姥切国広は…うむ、近侍として、立派になったものだ」

 物語のエピローグ部分。雲間に見える三日月の映像と共に、山姥切国広を主とした刀剣たちのモノローグが流れる。その最後に、三日月宗近の声が一言だけこう告げる。

「これはまた、随分煤けた太陽だ…」

カップリングタグ付けについてのお願い

現在、初期の勢いで爺婆タグが広まってしまっていますが、一般向けの単語と被ってしまう・誰と誰のカップリングかわかり難い等の問題がある為、出来ればみかんばへの移行をお願いします。

これは強制ではありませんが、一般向けの投稿作品との住み分け・引いては作品と作り手の方、同好の方を守る事にも繋がりますので、ご協力のほどお願いします。

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