ウソカヤ
うそかや
ONE PIECEに登場するキャラクター、ウソップとカヤのカップルに付けられるタグ。
概説
ともに東の海のシロップ村の出身。
ウソップは赤髪海賊団の狙撃手ヤソップを父に持つが、母を病気で早くに無くして孤独な身の上となった村の問題児。
カヤは村の富豪の娘だが、両親を早くに亡くし、病弱な体ゆえに友人がおらず、孤独な日々を過ごしていた。
ウソップがある時カヤの屋敷に入り込んだ際、彼女に見つかるも話し相手を頼まれ、以来ウソップは屋敷の使用人の目を盗んではカヤに自身の考えた冒険譚を聞かせ、カヤもそれを日々の楽しみとしてウソップを慕うようになった。
その後、シロップ村にルフィ一行が訪れたことで、ウソップの運命はルフィたちと旅立つことで本格的に巡り始める。
同時にカヤも執事として頼っていたクラハドールがクロネコ海賊団の冷酷な元船長で、財産目当てに命を狙われていた自分をルフィとウソップに救われたことで、その恩返しにゴーイングメリー号を譲り、ウソップの帰りを信じて待つことを選んだ。
その後
2年後、カヤは医者を志して勉強に励む日々を過ごしおり、今でもウソップの航海の無事と帰りを祈り続けている。
登場時点で美少女であったカヤだが、さらに可憐さに磨きがかかっており、村の男たちからよく求愛を受けるようになった。しかしカヤは既にウソップを意中の人と定めているらしく、声をかけてくる男たちの誘いを断り続けている。
かつての子分であるウソップ海賊団の面々は、ウソップがカヤを泣かせたら殴りに行こうと決めている。
考察
少年漫画としては冒険を主幹に物語を紡ぐ『ONE PIECE』にあって、連載初期からフラグが存在して今なお継続しているという稀有なカップリングである。
当初はウソップの方がカヤに気がある様子だったが、2年後以降はその話題に触れる機会がなく、ウソップ側がカヤをどう思うか窺い知る事が難しい。
ウソップの方がカヤを覚えているか、またカヤとくっつく気があるかは不明のため、公式カップリングと認定されるにはまだ条件が揃っていないので、公式カップリングと見るにはまだ早いだろう。良くて「半公式」が限界と考えられる。
いずれにしろ、実はウソップが麦わら海賊団でも勝ち組という、一味でもくじ運の悪さに定評のある彼の知られざるリア充ポイントだったりする。