概要
アーセラとは、『HELLSING』に登場するキャラクターであるアーカードとセラス・ヴィクトリアのカップリングの作品に付けられるタグである。
アーカードは、英国王立国境騎士団「ヘルシング機関」に所属する吸血鬼にしてイギリスの鬼札。眷属はセラス・ヴィクトリアのみである。
セラス・ヴィクトリアは、英国王立国境騎士団「ヘルシング機関」に所属する女性団員。チェダース村における吸血鬼襲撃に遭遇し、その際にアーカードの手によって吸血鬼となる。
作中での描写
アーカードは500年間眷属を作っておらず、セラスが初の眷属である。
なぜセラスを眷属にしたかの理由は公式ガイドブックでも
「答えはアーカードだけが知る」と記載されており、謎である。
OVA3巻では敵を探るため南米ブラジルに飛ぶのだが、ホテル「リオ」において
アーカードとセラスは同じ部屋(最上階スイートルーム)に泊まっており、
アーカードがセラスを起こす描写も存在する。また、ホテル「リオ」で襲撃を受けた際は
人間であった頃の癖を捨てきれないセラスをアーカードが叱咤するのだが、その際に
「いやそれだ。それこそがお前だ」 と彼女の良さを認めるシーンがある
OVA8巻の完全覚醒後の対面においては「伯爵」状態のアーカードに
優しい眼差し＆名前呼びで頭をなでられる、というシーンがあり、
セラスもとても嬉しそうにしている
「あ あの あのう お、おかえりなさいマスター」
「マスター ヒゲだったんですね ヒゲ」
「セラス。セラス・ヴィクトリア」
二人が向い合わせで立ち、間にインテグラが立つその様子はさながら結婚式
(アーカードが新郎、セラスが新婦、インテグラが牧師の位置)
※このあと神父様による銃剣(バヨネット)入刀がありました
周りに人間とか吸血鬼とかなんか色々ぶっ刺さっているし
辺り一面血まみれなので血痕式の方が正しいかもしれない
アーカードが茨の化け物と成り果てたアンデルセン神父と交戦した際は
一度死にかける(拘束制御術式第零号解放中で残機が1の状態だった為）
その時、アーカードを走馬灯から救ったのはセラスだった。
自分の身が炎に焦がされることもいとわず、アーカードとアンデルセンの間に入り、
神父の銃剣を掴んで銃剣がアーカードの心臓に届くことを防いでいる。
「…スター！マスター！」
「……声がする、呼び声がする」
「誰だ。私を呼ぶのは」
「なあんだ、お前か」
「マスター！マスター！！」
「うるさいぞ婦警！！お前の声は相変わらず良く響く。まるで割れ響く歌のようだ」
このセラスの声によってアーカードは目を覚まし、死をギリギリ手前で回避する。
しかも銃剣を掴むセラスの手を上からぎゅっと握っているのだ。
ここから先ネタバレ注意
OVA9巻ではヘルシング機関を裏切り吸血鬼になったウォルターに向かって
「いい女達だろう。もう私の物だ。私だけの。私だけの愛しい主と私だけの恋しい下僕だ。
もうお前のじゃあない」と煽るシーンがある。
本編終了後＆インテグラの死後、二人がどうなるのかはわからないが
おそらくセラスはアーカードについていくだろう。
関連イラスト
