オイレンシュピーゲル
『オイレンシュピーゲル』と『スプライトシュピーゲル』の2つの作品にまたがって展開されている冲方丁のライトノベルである。『オイレンシュピーゲル』は角川スニーカー文庫(角川書店)より刊行され、イラストは白亜右月(原案は島田フミカネ)。『スプライトシュピーゲル』は富士見ファンタジア文庫(富士見書房)より刊行され、イラストははいむらきよたかが手がける。
また『オイレン』『スプライト』2作の集大成として、角川文庫より『テスタメントシュピーゲル』が刊行されている。カバーイラストは島田フミカネ(本文中に挿画なし)。
これら作品群をひっくるめて『シュピーゲル・シリーズ』と称す場合もある。
なお冲方は『テスタメント』をもってライトノベルから『引退』すると宣言している。
レーベルこそライトノベルながら、題材は退廃的・暴力的なサイバーパンク調であり、また「クランチ文体」と称される実験的な文体は初見の読者を戸惑わせる。
コミカライズ
ニ社から刊行中。原作は同じながら、作風が大きく異なる。