概要
人間の欲望を全否定する脳人の中では異端の、人間との共存を掲げていたが、自分達の存在を否定しかねない思想のせいで他の脳人から反感を買い、クーデターが勃発。
イデオンと共に壊滅したかに思われていたが、当時赤ん坊だったタロウを桃のカプセルに入れて人間界に逃がし、辛うじて滅亡を免れた。
ソノイを始めとした現在の脳人達もその存在を認知しているが、彼らからも「裏切り者」として大きな憎悪を抱かれており、彼らの元老院からも抹殺対象に指定されている。
ソノイに至っては今まで正体を知らずに親しくしてきたタロウがその1人と分かった際には、最初は哀しみこそしたものの、すぐにそれを捨て、今まで称賛してきた彼の「美点」を利用して葬り去っている。