岡田似蔵
おかだにぞう
漫画『銀魂』に登場する行方不明の人物。
概要
盲目でありながら居合い斬りの達人でもある。初登場時は何時も点鼻薬を服用するシーンが何回かあったが、紅桜編ではそのシーンが一回しかなかった。
紅桜編では、妖刀紅桜を利用し銀時と対峙したが、紅桜の脅威に飲み込まれ、暴走してしまう。銀時によって紅桜を壊された。
それ以来行方不明(ましてや生きてるのか死んでるのかもわからない状態)として扱われているため復活を待ち望むファンも少なくない。
それぞれの扱い
原作・アニメでは、紅桜編以来登場しておらず、アニメのOPでも登場していない。
それに対してノベライズ版3Zリターンズでは、不良グループ「鬼兵隊」の一人として本編に登場している。高杉の事を「晋ちゃん」と呼び慕っているようだ。喧嘩が得意なのは原作と同じである。
モデル
幕末を生き抜いた「幕末四大人斬り」の一人、岡田以蔵。土佐藩出身で武市半平太に従事し、共に江戸に渡る。彼はこの地で沢山の暗殺を繰り返し、「人斬り以蔵」と呼ばれた。しかし捕吏に捕えられ、拷問に屈し全てを白状した。慶応元年に晒し首にされ生涯を終えた。
以蔵は「君が為 尽くす心は 水の泡 消えにし後ぞ 澄み渡るべき 」という辞世の句を残している。