プロフィール
概要
黒の世界のゼクス使いの一人。
初出はブースターパック14弾「断罪の白焔弓」
ちなみにシークレット枠での封入で事前情報も無かったため、発売当初に実際にカードを引いた人が驚愕した。
犯罪組織「ダゴン・カルテル」に所属する中年男性。
表向きには気のいい人物を装うが、実態は快楽殺人者。
特に女子供の悲鳴を好む危険人物である。
組織から「神祖の強欲の仮面」の捜索を命じられ、日本に降り立った。
年齢・国籍といった素性は一切不明。
そのため誕生日も6月31日(自称)である。公式サイトで祝われる場合は7月1日0時。
一方で妻子持ちと明言されていたりはする。とあるカードで一緒に居た子ども達はひょっとするかもしれない。
そして、後に彼の娘がストーリーに登場するのだが…。
トネリ・マジョ―リ
イリューダの娘、本編開始前にク・リトの一人「ヨグ・ソティス」に「ユティーカ」捜索目的で「竜域」滞在の為の依り代とされていた事で失踪していた。
イリューダがダゴン・カルテルに所属していたのは彼女を見つけ出すためであり、「気のいい中年男性」としての姿がイリューダ本来の性格で、現在の性格となったのは汚れ仕事をこなすうちに精神が摩耗していった結果。
更に、ダゴン・カルテルに所属した後彼はトネリのみならず妻と息子も喪っている。
後に「ヨグ」に乗っ取られた娘を見たイリューダは彼女に詰め寄るも、反撃を受ける事に(サー・ガルマータが彼を庇う形で攻撃を受け犠牲になった事もあり、利害関係の一致からその場では矛を収めた)。
その後、ヨグの案内で「幻夢郷」に赴くも肉体から魂が弾き出されていた為トネリの人格が元に戻る事はなく、イリューダは一行から離脱するが…。
「わたしのことはわすれてしあわせにね、ぱぱ」
ソルに奪われたマルディシオンを奪還する為仇敵ヨグ・ソティスと共に脱獄しソルの拠点を彷徨っていたイリューダはその場に居ない誰かの声を聴く。
実は、トネリの魂はマルディシオンの核に憑依する形でずっとイリューダの側におり、彼が聴いた声は「幻夢郷」に来たことで最期の瞬間に言葉を届ける事が出来たトネリのものであった。
だが、トネリの魂は依り代としていたマルディシオンの核を失ったことで自身の前から消え、娘を救う手段を失ったイリューダは絶望、その直後、イリューダの前に彼を狙う『進軍のアヴァンツ』が現れ、衝撃の真実を告げる…。
一方で、絶望するイリューダの姿を目にしたヨグはある決意を固める事となる。
それぞれの世界におけるイリューダ
青の世界、黒の世界での姿と前世が登場している。
黒の世界
詳細不明のノスフェラトゥ「オクタ・オリジン」となっている。
ノスフェラトゥで「8」に関係する存在としては黒剣八魂の元になったゼクス「カースドソウル」がおり、カースドソウルを完全体とするための最後の標的としてイリューダが狙われている事から何らかの関りがあると思われたが、後にオクタ・オリジンがカースドソウル完成の最後のピースであった事が判明、現代世界でもマルディシオンがカースドソウルの一部として取り込まれ、それに伴いトネリの魂が失われたことに絶望したイリューダはオクタ・オリジンとしてカースドソウルの一部となる運命を受け入れてしまったが…。
後に、黒の世界のゼクス使い達とアレキサンダーによるカースドソウルの打倒、ヨグが消滅寸前だったトネリの魂を制限付きとはいえど現世に留めた事、カースドソウルからのイリューダの分離が行えた事によりこの可能性は絶たれた。
青の世界
カノープスを敵視するロボット科学者「法論堂博士」。
都城出雲、各務原あづみ、天王寺飛鳥、天王寺大和、百目鬼きさらをモチーフとした五色の「ゼクカー」が合体して完成する「緩浮合体(ゆるふわがったい)ゼクカイザー」をカノープスが進めているプロジェクト「ε17」の一機として無断で開発している。
前世
殺人鬼ジャック・ザ・リッパーの生まれ変わり。
イリューダは本来悪人ではなかったことを考えると皮肉な話である。
関連イラスト
(※2枚目のイラストの人物がイリューダ)
関連タグ
Z/X-Zillions_of_enemy_X- マルディシオン
衛宮切嗣:家族のために戦う父親かつ担当声優が同じ。