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RavenousDevils

れいぶなすでびるず

「Ravenous Devils」とは、海外製のホラーシミュレーションゲームである。グロテスク表現に注意。

概要

Bad Vice Gamesが開発を手掛けたアメリカのホラークッキングシミュレーター。

有り体に言えば、主人公夫婦を操作して彼らが経営する仕立て屋兼肉料理店を運営し、限られた営業時間の中で、服や料理の材料を切らさないようにしながら訪れる客に対応していき、稼いだお金で店の設備やメニューをグレードアップしていく一種の時間管理ゲーである。

ただし、最大の問題は肉の材料とは彼らが手ずから殺害した人間の「人肉」であり、服とは犠牲者が着用していた服を仕立て直したものである…ということ。

現在はSTEAMやXBOXなどで発売されており、日本語にも対応しているが、翻訳精度はかなり大まかで何とかストーリーの内容が分かる程度。

あらすじ

服の仕立て職人である夫のパーシヴァルと料理人の妻ヒルドレッドは大金持ちになることを夢見て、それぞれの得意分野を活かして店を開くことにした。

しかし、その過程で必要なものに資金を費やすことを嫌った彼らは、自分たちなりのやり方で「出来る限りお金を使わずに儲ける」方法を考案した。

それが殺害した客の死体の肉をヒルドレッドが管理する肉料理屋の材料として、犠牲者の衣服をパーシヴァルが管理する仕立て屋の服の材料として流用するというもの。

商売は上手くいっていたが、前の町では「行方不明」を出し過ぎたことで逃げざるを得なくなり、今回の舞台である犯罪や汚職、貧困が蔓延する「腐った町」に引っ越してきた。

ここでは人々は自分のことしか考えておらず、他人のことなどどうでもいいという気風が蔓延っていたため、夫婦が「仕事」をする上でも極上の環境のはずだった。

しかし、そこで他に誰も知らないはずの夫婦の所業を嗅ぎ付けた何者かからの脅迫が二人の下に届いたところから、この物語は始まっていく…。

主な登場人物

パーシヴァル

店舗2階の仕立て屋を管理する服職人のサイコパス夫。

普段はスラッとした背の高いナイスミドルだが、その正体は冷酷な快楽殺人鬼である。

獲物の「不幸な客」を仕留めるのは主に彼の役目で、採寸する振りをして奥の部屋まで誘い込んで得物のハサミで殺害し、服を剥ぎ取ってから死体を妻に引き渡す。

仕立て屋としての腕はよく、彼が犠牲者の衣服から仕立て直した服の性能は評判が良い。

ヒルドレッド

店舗1階の肉料理屋を管理する料理人のサイコパス妻。

若く美人で子供や動物への慈愛が深い人物だが、人間の死体を鼻歌交じりで解体して調理しまうという、旦那に負けず劣らずのサイコパスである。

料理の腕は高く、彼女が犠牲者の遺体から調理した肉料理の味は評判が良い。

ミスターJ

夫婦に突如脅迫状を送り付けて来た謎の人物。

正体は不明だが「腐った町」の有力者だと思われ、二人に「所業をバラして欲しくなければ指定する人物を殺害して死体を保存し、調理して私に振る舞え」と依頼してくる。

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