概要
明陀宗とは、青の祓魔師に登場する架空の宗派であり、それに関する作品に付けられるタグである。
設定
正式名称は「明王陀羅尼宗(みょうおうだらにしゅう)」。
仏教系宗派の中でも特殊で、魔を祓うことに特化した祓魔師集団。「青い夜」で大量の僧侶が死亡したことから「祟り寺」と恐れられるようになり、信徒や檀家の減少・財政難で存続の危機に陥ったことから、10年前より正十字騎士團に所属することとなった。
不角が開祖であり、降魔剣「倶利伽羅」を本尊とする。総本山は京都洛北の金剛深山にある不動峯寺。
世襲制の組織体制をとっており、不角の子孫である勝呂家が座主血統、志摩家・宝生家・三輪家などが僧正血統。
なお、かつて10あった僧正血統は、この150年で半分以下に減ってしまったらしい。
開祖の不角は、かつて江戸後期の日本で猛威を振るった強大な悪魔「不浄王」を倒したとされている。
不角は、火の悪魔・伽樓羅の憑依した魔剣・倶利伽羅で不浄王を鎮めたが、不浄王の心臓となる2つの目がこの世に残ったため、明陀宗はこれを封印することを使命としてきた。
京都市にある正十字騎士團日本支部の出張所である京都出張所の構成員の多くは、明陀宗の者であり、10年前に騎士團に属して以降、独自の構造の制服がある模様。
また、明陀宗に属する祓魔師の騎士(ナイト)が使用する武器は、これも独自の錫杖(キリク)である。普通の棒術のように使うときもあれば、使い魔の加護を受けて特殊な力を宿す時もある。
名前が分かっている門下の者は以下の通り。
- 三輪子猫丸・・・明陀宗僧正血統の一つ・三輪家の生き残りにして現・若当主。
関連イラスト
※仏教です。
資料