演:ローレン・リドロフ、日本語吹替:なし
解説
映画『エターナルズ』のキャラクター。
原作コミックのマカリーに相当するが、男性から女性に性別を変更し、また聴覚障害という特徴も加えられている。(ただし、英語表記はどちらも「Makkari」)
7000年前に地球に降り立った10人のエターナルズの一人。
ギリシャ神話のマーキュリーのモデル。
聴覚障碍を患っており、仲間とは手話で会話する(9人は全員手話ができる)。ただし、触覚その他で振動を感じる事は可能で、耳が聞こえないにもかかわらず、状況によっては健常者(聴者)に検知出来ないほどの小さな「音」も検知可能な描写も有る。
人間との付き合いを好んでおらず、5000年前にエターナルズがチームとして解散してからは、古代都市バビロンがあった場所の地中に埋まった母艦ドーモを拠点として、ずっと読書して過ごしており、故郷である惑星オリンピアへの帰還を待ち望んでいた。
喋ることこそはできないが、仲間とは冗談も言い合う明るい性格。
メンバーの中では、特にドルイグと仲が良く、悪戯好きな面もあってか互いの秘密を共有しあう程。
能力は、チーム一の戦士であるイカリスですら容易に反応できない、超高速の移動能力。
数分で地球を一周できてしまい、疲労もほとんどない。
戦闘では、その速度を活かした衝撃波を伴う体当たりや超高速の徒手空拳を得意とする。
余談
マッカリ同様、演じるリドルフ氏も聴覚障碍者である。
リドルフ氏がハリウッドの超大作で本役を演じたことで、アメリカ本国では手話を学ぶ者が大幅に増加したというデータがあり、現実世界でも聴覚障碍コミュニティのヒーローとして活躍している。
マッカリとドルイグの関係は脚本段階では存在しなく、演じるリドルフ氏とドルイグを演じるバリー・コーガン氏の交流を監督のクロエ・ジャオが見て、取り入れたという。