解説
エターナルズの一人。
他のエターナルズが特定の神や偉人のモデルになったのに対し、ドルイグは誰のモデルなのか不明。
ケルトの魔術師ドルイドや、ロシア語の「友人」が名前の由来と言われている。
MCU
演 - バリー・コーガン、日本語吹替 - 内山昂輝
映画『エターナルズ』で初登場。
7000年前に地球に訪れたエターナルズの一人であり、他者の精神を操る能力を持つ、後方支援型のエターナル。スーツの色は黒。
争いを好まない性格だが、自らの意見のためなら他者と対立することも厭わない。
マッカリとは、ただのチームメイト以上の間柄。
エターナルズ
500年前、進歩しすぎ、欲望のために戦争ならぬ虐殺までするようになった人類に対し、自らの能力を使って管理すべきと提言。
人間に干渉してはならないというリーダーのエイジャックや補佐役のイカリスと対立した結果、単独で生きるようになる(エイジャックの判断で、他のメンバーも解散)。
それ以降、アマゾンの奥地で小規模な村を形成、村人を10世代に渡って管理してきた。
宿敵ディヴィアンツの復活に伴って協力を求めてきたセルシらの申し出を一時は断るが、村を襲撃され、ギルガメッシュが殺されたことをきっかけに、協力することになる。
余談
演じるコーガンは、『エターナルズ』後に公開された別会社のスーパーヒーロー映画にて、とあるヴィランを演じている。
また、コミックではエターナルズの中でも明確にヴィランとして描かれる事が多く(しかも、固有能力が「他者の精神を操る」という、いかにも悪役的なもの)、MCUでの「カルトの支配者のような印象を観客に与えておいて、実はヒーロー側」と云うのはコミックでの描かれ方を踏まえた「外し」とも言える。