エイジャック
えいじゃっく
エターナルズのサブグループ「ポーラーエターナルズ」のメンバーである男性。
名前の由来は、ギリシャ神話の英雄アイアス(ラテン語由来英語表記で「Ajax」)。
現在のシベリアあたりに位置するポラリアで生まれた。
両親はラカールとアマー。
アレックスという名前の兄弟がいる。
演 - サルマ・ハエック、日本語吹替 - 戸田恵子
コミックと違い、女性になっている。
第一(プライム)エターナルとも呼ばれる、エターナルズのリーダー。治癒能力を持ち、他のメンバーの姉や母のような存在。
戦闘服姿では、双角の冠をかぶっている。
エターナルズ
7000年前、他のメンバーとともに地球に降り立つ。
500年前、セナがマアド・ウィアリーを発症、人類への対応としてイカリスとドルイグが反発した結果、エターナルズを解散させる。
現代、宿敵ディヴィアンツが復活し、セルシたちが協力を求めてサウスダコタの自宅に訪れるが、すでにディヴィアンツに殺されていた。
彼女の遺体の前に座り込むセルシには、エイジャックが有していたセレスティアルズとの交信用宝玉が移動した。
エターナルズのリーダーであり、セレスティアルとの交信を唯一行なえる者として、エターナルズの真の使命――惑星の知的生物を進歩させて知的エネルギーを増幅させ、惑星に眠るセレスティアルを「出現」させる――を知っていた。
そのことを、チーム随一の戦闘能力を持つイカリスにのみ教えていた。
そして、セルシらがディヴィアンツに襲われる数日前、イカリスに地球に眠るセレスティアル・ティアマットが目覚めつつあることを教え、しかし7000年間の地球での生活によりセレスティアルを目覚めさせず、地球の生物を守りたい思いが芽生えたことを告白する。
しかしイカリスはエターナルズの使命を果たすべきだと考え、彼女を氷河から復活(ティアマットの目覚めの前兆である地震の影響による)したディヴィアンツのもとへ案内し、彼女をディヴィアンツの群れに放り出した。
イカリスのような戦闘能力や飛行能力を持たない、後方支援型のエターナルであるエイジャックは為す術もなくディヴィアンツに敗北。その治癒能力を奪われ、死亡した。
エイジャックの遺体はイカリスによってサウスダコタの自宅に戻され、彼女が自宅でディヴィアンツに殺されたかのように偽装された。
MCU版では、セレスティアルズと他のエターナルズの仲介者であるエイジャックだが、コミックでは「エターナルズの創造主であるセレスティアルズに誰よりも強い忠誠心を持っていながら、何故かセレスティアルズからガン無視されている」という不遇キャラとなっている。