1:パーソナルCGアニメ振興団体『PROJECT TEAM DoGA』
2:同団体が配布するCGA入門システム『DOGA-L』シリーズ
本項目では主に後者について解説する。
概要
パーソナルCGアニメ振興団体『PROJECT TEAM DoGA』が配布するCGA入門システム。
一言で言ってしまえば「高度なブロック玩具」。あらかじめ用意されたパーツ(プリミティブな立方体、球体などからロボット、航空機用の翼までが用意されている)を組み合わせる事によって3DCGを作成する(動画関連の機能については本項目では省略する)。
・比較的簡易、かつ短時間でモデルが作成できる
・簡易ながらレンダリングも可能であるため、別途レンダリング用ソフトを入手する必要がない
・L2~L3はシェアウェアだが、静止画出力に関しては特に制限を設けていない(静止画出力に限れば実質フリーウェア)
・これ単体ではパーツを自作する機能を持たず、パーツの自作には他ソフト(メタセコイアなど)の併用が必須となる
・あくまでも動画出力を目的としたソフトであるため、プリセットされたパーツがローポリ気味
・「柔らかい物体」の表現を苦手とする。特に髪の毛、布などの表現には絶望的に向いていない
等の特徴を持つ。
『このように『簡単に』『気軽に』3DCGアニメが作れるソフトではあるが、高品質なアニメを作るには相当な根気がいることを教えてくれるソフトでもある。良くも悪くも3DCGを教えてくれるいいソフトです。』
(ニコニコ大百科「DoGA」より引用)
どうでもいい事だが、実はソフト名は「DOGA」である(起動画面を確認の事)。
DOGA-L1
・フリーウェア
・物体のデザイン、画像出力が可能
DOGA-L2
・シェアウェア(1000円)
・多間接モデルの作成が可能
・パーツにテクスチャの設定が可能(プリセットされた物から選択)
・マッピングが可能(同上)
DOGA-L3
・シェアウェア(3000円、L2購入者のみ1000円)
・より細かい光源設定が可能。モデルに「影」を付ける事が可能になった
・テクスチャに細かい設定が可能
・マッピングに自作画像を使用可、またバンプマップを使用する事が可能
・デカール機能(擬似投影マッピング)が可能
・擬似的にトゥーンシェードのような表現が可能
現行バージョン(Ver2008.7.9)には「rendopt.exeの設定が本体に反映されない」というバグがあり、レンダリングに細かい設定をしたい場合は前バージョン(LE3 Ver.2006.01.13β)の入手が必要になる。