昭和中期から平成初期にかけて活躍していた
フリーアナウンサー、タレント、司会者。
元フジテレビアナウンサー。
愛称は「いっつみい」(苗字の「逸見」と「It's me」をかけたもの)
苗字の「逸見」は「いつみ」と読む。
"へんみ"又は"へみ"と等と読む場合も有る為
TVで名が知られるようになるまでは、度々読み間違えられたという。
主な代表作は
局アナ時代「FNNニュースレポート」「FNNスーパータイム」等
フリー転身後「平成教育委員会」「クイズ世界はSHOWbyショーバイ」等
関西出身な為、日常的に大阪方言で話していたが
アナウンサーの道を志すにはそれが障害になる為、
徹底的に方言を消し去り、尚且つ完璧な標準語を体得すべく
アクセント辞書やテープレコーダー、ラジオを駆使して
自身の話し方と照らし合わせつつ標準語のアクセントを徹底的に覚え、
更に日常的に標準語で話す等努力を重ねた結果、
ついには、関西出身を疑われる程迄に自然な標準語をマスターする事に成功した。
基本的には生真面目で頑固一徹、自他共に厳しく律する一面を持ちながらも
一方で時折ひょうきんでお茶目な一面も垣間見せた。
その人柄とギャップが視聴者に受けが良かったのか
局アナからフリーランスのタレントへと転身した後も
バラエティ番組で司会をする等人気を獲得していった。
そんな人気絶頂期の真っ只中である1993年初春、
既に進行したスキルス性胃ガンに侵されている事が分かり
手術後一度は復帰するも数ヵ月後に再発。
その後は全出演番組を降板し、復帰に向けての闘病生活を送るも
同年12月25日、スキルス性胃ガンによる
ガン性悪疫質(ガンに体が負けてしまった状態)にて
48歳という若さでこの世を去った。