誇り高き俺の嫁
かーどえくすくるーだーてんさますぺしゃる
概要
天様が初めてエクスクルーダーちゃんの絵をアップするにあたって
何か個性を象徴するタグが欲しいなと思った末に付けられたタグ
ところが後になって「これは無いな」と思い始めてきた。
もみあげの部分は《TGワンダー・マジシャン》後ろ髪は《ガガガガール》のそれに似ているが。
実はこのデザインはこの二人が登場する前から決まっていたものである。
(尤も、もみあげに関してはワンダー・マジシャンの登場以降それを意識して描くようにしているが)
このアレンジが仇となり、エクスクルーダータグの大半を占めている絵であるにも関わらず
カードエクスクルーダーの記事でハブられる事となる。(本項が出来たきっかけもそこから来ている)
性能
《カードエクスクルーダー/Card Ejector》 |
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効果モンスター レベル3/地属性/魔法使い族/ATK400/DEF400 |
相手の墓地に存在するカード1枚を選択しゲームから除外する。この効果は1ターンに1度しか使用できない。 |
効果の仕様上、出来ればなるべく場に残して何度も効果を使用したい所ではあるが、
一回きりの効果と割りきってすぐにシンクロ素材かエクシーズ素材にした方がいいだろう。
《虚空海竜リヴァイエール》とは特に相性が良く、除外した相手モンスターを自分の場に特殊召喚できる。
また、リヴァイエールはランク3なのでエクスクルーダーちゃんを素材にする事ができる。
地属性なので《ナチュル・パルキオン》や《ナチュル・ビースト》のシンクロ素材にもできる。
その場合《クロック・リゾネーター》のような比較的場持ちの良いチューナーか、
《TG ストライカー》のような自身を特殊召喚できるチューナーから繋げるのが基本となる。
もしくは逆に《巨大ネズミ》からエクスクルーダーちゃんをリクルートしてチューナーを場に出すといった方法でも良い。
《リミット・リバース》に対応しているので一部のチューナー共々使い回す事は容易にできる。
それ以外にも《地霊術-「鉄」》や《木遁封印式》のコストにするなどといった用途もある。
一応【魔法使い族】においても《ディメンション・マジック》のコストにする事は出来るが。
魔法使い族には《霊滅術師 カイクウ》《ナイトエンド・ソーサラー》といったエクスクルーダーちゃん以上に有用な除外要因が存在する。
また、魔法使い族にはエクスクルーダーちゃんをリクルートする有効な手段が無いのも採用の難しさに拍車をかけている。
一応《マジシャンズ・サークル》が存在するが、これならば上記のカイクウ等の強力なモンスターを呼んだ方が良い。
その他のデッキにおいても大抵の場合《D.D.クロウ》を挿せば済む。
以上の事からエクスクルーダーちゃんは【地属性】にしか入らないカードである事が分かる。
上記の図の通りカード・エクス・クルーダーとはそれぞれ3つの部位を指す言葉だったりする。
まあ名前の由来は普通に「カードを除外する人(Card excluder)」なのだが。
メタカード
《地霊使いアウス/Aussa the Earth Charmer》 |
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効果モンスター レベル3/地属性/魔法使い族/ATK500/DEF1500 |
リバース:このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、相手フィールド上の地属性モンスター1体のコントロールを得る。 |
地属性全般を奪えるので当然地属性であるエクスクルーダーちゃんも奪われてしまう。
その上同じレベル3なのでリヴァイエールを作られれてしまう、逆に言えばエクスクルーダーちゃんを場に残さなければ奪われる心配は無い。
《パペット・プラント/Puppet Plant》 |
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効果モンスター レベル3/地属性/植物族/ATK1000/DEF1000 |
このカードを手札から墓地に捨てる。このターンのエンドフェイズ時まで、相手フィールド上に表側表示で存在する戦士族または魔法使い族モンスター1体のコントロールを得る。 |
まあ前述したように場に残さずさっさとパルキオンなりにしてしまえば奪われる心配は無いんですがね。
近年サイドデッキにこのカードを用意するプレイヤーが増えてきた事からエクスクルーダーちゃんの強さが見直されているものだと思われる。
《王宮の鉄壁/Imperial Iron Wall》 |
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永続罠 |
このカードがフィールド上に存在する限り、カードをゲームから除外する事はできない。 |
エクスクルーダーちゃんにとっては実質的に《スキルドレイン》となるカード。
同じような理由で《霊滅術師 カイクウ》も天敵である。
《マクロコスモス/Macro Cosmos》 |
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永続罠 |
自分の手札またはデッキから「原始太陽ヘリオス」1体を特殊召喚する事ができる。また、このカードがフィールド上に存在する限り、墓地へ送られるカードは墓地へは行かずゲームから除外される。 |
そもそも除外するカードが無ければ話にならない。
《ヒーローズルール2/Hero's Rule 2》 |
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カウンター罠 |
墓地のカードを対象とする効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。 |
よりにもよって十代のデッキにエクスクルーダーちゃんメタが入っているとは、皮肉もいいところである。
ADXでの性能
13弾まではコマンドが「てふだまっさつ」しか無かったためマトモに戦えなかったが
14弾から以下のコマンドが追加された事によってある程度は戦えるようになった。
コマンド1(ミニゲーム達成率20%) | サイクロン |
コマンド2(ミニゲーム達成率40%) | サイクロン |
コマンド3(ミニゲーム達成率60%) | てふだまっさつ |
コマンド4(ミニゲーム達成率80%) | てふだまっさつ |
コマンド5(ミニゲーム達成率100%) | せいなるバリア -ミラーフォース- |
コマンドの性質上、補助要員として扱う事になるだろう。
攻撃力が低いので先行してミラフォを貼りやすいため、こちらの戦線を整えやすい。
またサイクロンによって素早く相手のコマンドを潰せるのも魅力だが
その反面守備も低いため味方のLPを大きく引き下げてしまうので、その辺は防御系コマンドが使えるモンスターと組んでカバーしよう。
手札抹殺は死にステ。
防御要員はレベル4以上のモンスターが攻撃できなくなる「レベルせいげんビーちく」のコマンドを持ち、更に防御系のコマンドを持った《ナチュル・スティンクバグ》がお勧め。
ちなみにB地区は味方のモンスターの攻撃も制限されるのでアタッカーを採用する場合はレベル3以下にした方が良い。
B地区の影響を受けず、元々のステータスが高く「ガイアパワー」による全体強化もできる《ナチュル・ラグウィード》が良いだろう。
またB地区の影響下では「こうげき」が選択できないだけで「とっしん」などの攻撃コマンドは使用できる事も覚えておこう。
ちなみにエクスクルーダーちゃん同様地属性レベル3でサイクミラフォが使えて他のコマンドも充実し攻守もより高い《ジェム・マーチャント》が存在するが、攻撃力の差異によってミラフォを撃てるタイミングが大きく異なる事とサイクロンの使用回数によって差別化はできる。
ブラック・マジシャン・ガールとの相違点
エクスクルーダーちゃんは常に《ブラック・マジシャン・ガール》(以下BMG)と関係があるかのように取り沙汰されているが、
実のところ関連性はほぼ全く無い、にも関わらずエクスクルーダーちゃんとBMGとの関連性を挙げる人が多いのが実情である。
そこで、どう違うのかを理解してもらう為にBMGとの相違点についてまとめる事にした。
名前 |
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《カードエクスクルーダー》と《ブラック・マジシャン・ガール》
「ガール」はおろか「マジシャン」の文字すら無い。それどころか「ク」の部分しか一致していない。
またエクスクルーダーちゃんの名前(excluder)は「除外する人、排除する人」という意味であり
ブラックマジシャン(Black Magician/黒魔導師)とは全くもって関係が無い事から、やはり関連性は無い。
BMGの直結の後続にあたる《ガガガガール》比較しても、その関連性の無さが伺える。|
容姿 |
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エクスクルーダーちゃんの帽子や杖の形状がBMGのそれに酷似しているという言い分があるようだが。
《TGワンダー・マジシャン》などが同じような帽子を身に付けているのを見る限り、
恐らく縞模様の入った帽子は魔法使い族にとっての一般的なデザインの帽子なのだろう。
服装に関してはBMGのような露出の高いものではなく、振袖のような落ち着いた服装をしている。
杖に至っては同じようなバトン型の形状の杖などいくらでもあるので、単なる意識のしすぎと結論づけられる。
何よりエクスクルーダーちゃんの方が遥かに可愛い。
属性 |
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BMGが闇属性なのに対してエクスクルーダーちゃんは地属性と、この時点で不一致である。
攻守やカード名から察するに恐らく、同じく遊城十代が使用した《カードガンナー》と《カードブロッカー》を意識した属性の設定なのだろう。
本当にBMGを意識したようなモンスターならこれらのカードを意識する必要はあったのだろうかという話になってくる。
攻守 |
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ATK200/DEF170とかだったらまだ言い分もあったんでしょうけどねぇ。
効果 |
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エクスクルーダーちゃんの効果は「墓地のカードをゲームから除外する」効果。
かたやBMGの効果は「墓地に存在するブラック・マジシャン」の数だけ攻撃力を上げる効果。
エクスクルーダーちゃんの効果は名指しサポートでなければ攻撃力上昇でもない、完全に不一致である。
それどころかエクスクルーダーちゃんはBMGの攻撃力上昇を阻害する事ができることから、
BMG扱いから決別したいというエクスクルーダーちゃんの意思が見て取れる。
アニメ本編での扱い |
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BMGには必要以上に長い登場シーンや、一キャラとしての台詞などが設けられているが。
エクスクルーダーちゃんにはそれらが無い。一瞬で登場・退場し、台詞のひとつすら無い潔さ。
アニメ10周年の際の特別アバンでは遊星における《ロード・ウォリアー》と同じポジションで登場。
ロードウォリアーとはOPでの扱いに反して本編では出番が無いという点で合致している。
師匠 |
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BMGに《ブラック・マジシャン》が存在するように、エクスクルーダーちゃんにも似たような立ち位置の《ミラクル・フリッパー》が存在する。
ところがこのフリッパーとは全く関連性が無い、それどころか一緒に映ったシーンすら無い。
本当にBMGを意識しているのなら少しぐらいはこのフリッパーとの関係があっても良さそうなものである。
結論
以上の事から、似ているのはせいぜい立ち位置ぐらいのもので、その立ち位置すら冷静に考えたら全く合致していない
詰まるところBMGとエクスクルーダーちゃんは全くの無縁であり。BMGとの関連性を主張する事は間違いである事が照明された。
そもそも公式で関係性が明言されているわけでもないのに憶測だけで関係があると主張する事自体が筋違いというものである。
活動記録
修行の末に得た必殺の次元幽閉、ADXでミラフォを得たのもこれが元となっている。
別な地属性モンスターの力を借りるエクスクルーダーちゃん、X-セイバーの力を得る事も。
ナチュルのモンスターとは特に相性がよく、よく融合して力を借りている。
ナチュルとの関わりの深いエクスクルーダーちゃん、魔轟神クルスとも何らかの因縁があるようだ。
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