概要
モンスター群自体はDT1から登場していたが、「X-セイバー」というカテゴリとして括られるようになったのは《ガトムズの緊急指令》が登場したSTARTER DECK(2009)からである。
DT2にして10人全てが収録され、大した強化もされないままリストラかと思われたが。
前述のSTARTER DECKにて専用サポートであるガト緊が収録された事に加え、
ANCIENT PROPHECYにてXX-セイバーというカテゴリ名を関して新規カードが収録され始めた。
その後、日本未発売のX-セイバーの登場によって海外で【X-セイバー】が流行する事となる。
そんな海外で実績を残したカード達だが、来日する頃には展開に必要な《レスキューキャット》は既に禁止カード。
更に追い打ちをかけるように《XX-セイバーダークソウル》が裁定変更によって弱体化。
最終的に中堅程度の強さに落ち着いてしまっている。レスキューキャットがエラッタされて復帰した後も、環境上位陣に肩を並べることはなかった模様。
墓地に依存するカードが多い事もあって初動が遅く、
リクルーターやサーチャーに依存する事も多いので、どうしても受動的な動きになってしまう。
だがその分カードが揃えば高い展開力によって場を制圧する事ができる。
ただしその展開の要となる《XX-セイバーフォルトロール》と《ガトムズの緊急指令》が状況によっては事故要因にもなりかねないので安定性は低い。
一方で、《M.X-セイバーインヴォーカー》出張要員として様々なデッキに活用されていたのだが、第十期突入以降、その高いリクルート能力がアマゾネスの射手によるワンショットキルなどを後押ししてしまったらしく、2019年1月に禁止カードとなっている。
カード一覧
通常モンスター
効果モンスター
シンクロモンスター
エクシーズモンスター
「X-セイバー」に関する効果を持つカード
アニメでの活躍
アニメ「遊戯王ARC-V」ではLDSシンクロ召喚コースの生徒である刀堂刃のデッキとして登場。XX-セイバーレイジグラを特殊召喚してXX-セイバーフォルトロールを回収し、シンクロ素材やX-セイバーソウザ、XX-セイバーガトムズの効果コストを稼ぐなどOCGにも通用する実戦的な戦い方を見せる。
その何度も特殊召喚を繰り返すプレイスタイルを見たフトシからは「1人でやってるよ」と揶揄される場面もあった。