概要
DUEL TERMINAL第9弾 -ヴァイロン降臨!! から登場したモンスター群。
属するモンスターは全て地属性であるが、種族はモチーフである宝石などの種類によってバラバラである。
イラストは宝石がモチーフの戦士として描かれており、ジェムナイトのサポート役である「ジェム」には、動物をモチーフとしたモンスターが多い。
特徴
様々な融合モンスターでビートダウンするのが大きな特徴である。
また、ジェムナイト専用の融合召喚を行うカードもいくつか登場している。
特にジェムナイト・フュージョンは、ジェムナイトをコストに墓地から手札に戻すことができるため、連続で融合召喚を行うことも可能である。
ジェムナイト・パールなどのエクシーズ召喚や、カメンレオンと下級モンスターによるシンクロ召喚も構築次第ではこなせるため、融合手段を封じられてもある程度戦える器用さも強み。
ただし、下級モンスターのステータスは高いものの、融合モンスターの殆どはステータスがそれほど高くないため、そこを突かれると厳しい。
DUEL TERMINALにおいて
同じくDUEL TERMINALのテーマであるラヴァルとは敵対関係にある。
だが、一部の融合モンスターには、見た目にラヴァル関連に見られるような特徴がある。
これはDUEL TERMINALのストーリーで、対インヴェルズの共同戦線を張ったからかもしれない。
インヴェルズ撃滅後は地上の過剰統治を行ったヴァイロンに対し、やはり原住種族同士で同盟を組み交戦。ジェムナイト・パールの鬼神の如き活躍もあり勝利する。
脅威が無くなった途端、リチュアはラヴァルを禁断の儀式の生贄にし滅ぼし、ガスタに対して毒ガス攻撃を敢行。ダイガスタ・エメラルの活躍もあり滅亡寸前のガスタを間一髪のところで救出するが、リチュアの外道行為にさすがの正義の集団も憎しみの心を抱いてしまい、これがヴェルズ誕生に繋がってしまう。
ヴェルズとの戦いではセイクリッドと共同戦線を展開。各地で活躍するもパールはセイクリッド・トレミスM7をヴェルズ・ウロボロスの攻撃から庇い戦死。世界をリセットしようとする創星神sophiaとの戦いでジェムナイトマスター・ダイヤは力尽き、最期にジェムナイト・ラズリーに融合の力と正義の意志を託し散って行った。ラズリーはセイクリッドの戦士と融合しセイクリッド・ソンブレスとなり、ヴェルズ・ケルキオンと共闘しsophiaを倒した。
その他
DUEL TERMINALでの登場時のアニメーションは、はじめに巨大な宝石が現れ、そこからジェムナイトが突き破って登場するという演出になっている。
モンスターの一覧
通常モンスター
水族
雷族
炎族
岩石族
効果モンスター
水族
雷族
炎族
岩石族
ブリリアント・ローズ(ルール上ジェムナイトとして扱う)
天使族
融合モンスター
水族
雷族
炎族
天使族
岩石族
エクシーズモンスター
岩石族
リンクモンスター
岩石族
アニメでは
『遊戯王ARC-V』にてLDS(レオ・デュエル・スクール)所属のデュエリスト・光津真澄が使用。
宝石商の娘だからか、それぞれのモンスターにその宝石の称号や石言葉を元にした呼び名を付けている。
余談
「吸光融合」という必須カードがある。
2014年8月・「ブースターSP-レイジング・マスターズ-」に初収録された「《吸光融合》」という魔法カード。
カード名の振り仮名は「アブソープ(pu)・フュージョン」であり英単語としては「アブソーブ(bu)」が正しい。「Absorb Fusion」。
OCGに使用されているフリガナフォントが異常に小さく「 ブ 」と「 プ 」の見分けが困難であり、発売から2年半にわたってWiki・ファンサイト・通販サイトらが「ブ」で掲載していた。
最初期の【ジェムナイト】では素融合が引けず、手札事故が多発していた。
この件を池っち店長からネタにされる。
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