「あなたの目 くすんでるわ」
CV:清都ありさ
概要
LDSジュニアユースの生徒の一人で、融合召喚コースに所属。
他のLDS生徒同様エリート意識が強く、また自分の学んだ召喚方法にプライドを持っている。やたらと不敵な笑みを見せるのと髪を手でなびかせるのが印象的。
デュエルの実力は確かなもので、遊勝塾をかけた三本勝負のデュエルでは、相手の不調も相まって唯一完全勝利を収めている。
他コースの志島北斗、刀堂刃とは行動を共にしている事が多く、名前で呼び合うなど基本的に仲はいい。
苗字の由来は、鉱物である石英や水晶を意味する英語『クォーツ』だろうか。
人物
父親は宝石商であり、幼いころから様々な宝石を見て育ってきた。そのため宝石だけでなく、人の目の輝きにも敏感。使用デッキのジェムナイトもそれにちなんでのものであると思われる。
北斗への「負けた」ことに関しての痛い所を突く発言をしたほか、榊遊勝への中傷を言った北斗と刃が赤馬零児に怒鳴られた際に小声で「バカ」と言う等、毒舌家の面もある。
一方で融合を教えてくれた講師のマルコや、北斗と刃、また自分に勝利したあとの柚子への対応などから、認めた人物には優しいことが窺える。
来歴
遊勝塾を賭けた対抗戦の中堅として柊柚子と対戦。柚子がある事情からデュエルに集中していなかった事を見抜いており、最終的には彼女が半ば自滅する形で一方的に勝負を決める。
13話で融合コースの講師であるマルコが襲撃された際に大きく動揺し、真相を明かそうと刃、北斗と共に独自の調査を始める。そして、ついに犯人である黒咲隼と遭遇するが、柚子のブレスレットの力によって黒遊矢共々何処かへ転移してしまったため、取り逃がしてしまった。
その後、LDSのトップチームに「自分が襲撃事件犯人をおびき出す囮になる」と申し出、黒咲をおびき出すための作戦を展開。結果、うまく黒咲をおびき出すことに成功し、マルコの敵討ちのために刃、北斗と共にデュエルを挑み、3人の連携で一気に追いつめるが、最後の最後で逆転を許してしまい、大敗。しかし、その後すぐにトップチームが到着したため、カードへの封印は免れている。
しかし、黒咲に関する記憶がLDSによって「黒咲は元々LDSの仲間だった」と改変されてしまい、事件のことを知らないまま舞網チャンピオンシップに出場することになる。
そしてチャンピオンシップ予選で柚子と再戦。柚子が融合を習得したことに驚きつつも、自身も新たなエースカードを投入し、柚子を追い詰める。しかし、素良仕込みの融合召喚への対抗戦術や、柚子の自身の危険も顧みないアクションによって逆転され、敗北。
デュエル後、柚子に「クリスタル・ローズ」を渡し、「必ず優勝しなさい」と念を押した。
融合次元対抗のため、舞網チャンピオンシップ中止とランサーズ結成が宣言された際は、刃と共に「未来のランサーズ」という言葉に少し憧れた様子を見せた。
容姿
髪は緑がかった黒髪を切りそろえたロングヘアー。(この人の髪型に似ているという意見がチラホラ)
褐色肌であり、アクションデュエルに備えてかスパッツ着用で動きやすい服装をしている。
使用デッキ
父親が宝石商であるためか、ジェムナイトデッキを使用する。柚子とデュエルでは「ジェムナイトマスター・ダイヤ」の効果で墓地の「ジェムナイト・パーズ」の効果を得、ワンショットキルを叩きだすという実戦的なコンボを使用した。
また、黒咲とのデュエルではジェムナイトの本領である「ジェムナイト・フュージョン」回収による連続融合も披露している。
OCG視点で考えると、ジェムナイトの中でも特に重く扱いづらい「ジェムナイトマスター・ダイヤ」をエースに据えていることから、他の2人に比べるとややロマン寄りの構築と言える。
舞網チャンピオンシップでは、新たなるエースモンスター「ジェムナイトレディ ブリリアント・ダイヤ」を使用している。
また、ジェムナイト以外のモンスターである「クリスタル・ローズ」やデッキのみで融合する「ブリリアント・フュージョン」等、融合召喚に関したカードも多彩に使う。