リチュアは、遊戯王OCGのシリーズカードの一つ。
概要
デュエルターミナル第10弾から登場。全て水属性で統一されており、ほとんどのカードが儀式に関連した効果を持っている。「リチュア」という名前は、英語で「儀式」を意味する「Ritual」に由来すると思われる。
儀式召喚を主としたカードが多く、いままで使いづらいと言われてきた儀式モンスターの評価を大きく変えたカテゴリでもある。
魚人のようなモンスターがほとんどだが、リチュア・エリアルのような人間もいる。
人間型モンスターの内、女性は全員「リア」と名が付く。
嘗てリチュア・アバンスの登場時、その中性的な容姿から性別を巡って各所で不毛な議論が巻き起こった事があった。
いずれもリチュアの下級モンスターを、強化・融合させたような姿をしている。
「イビリチュア」は「邪悪」を意味する「Evil」とリチュアという言葉をつなげたものと考えられる。
ちなみに英語版ではGishki(ギシュキ)。つまり儀式のローマ字表記である(少し捻ってあるが)。
「リチュア(Ritua)」と英単語をそのまま縮めて使わなかったのは高等儀式術(Advanced Ritual Art)等がカテゴリに混ざってしまうのを防ぐためと思われる。
初期の通常モンスターによくあるネーミングセンスなのでよくネタにされるが上記にある通り日本語名もRitualの日本語読みを捻ったものなのでどっちもどっちである。
安直なカテゴリ名にしてしまったがために、その後のリチュアに関係ない儀式関係のカード名やスピリチュアルのようなリチュアを含んでしまう可能性のあるカード名に、(もともとリチューアル・チャーチなどが存在していたとはいえ)リチューアルなる謎の単語が使われることになってしまった(「Ritual」は本来伸ばして発音しない)。
リチュアの中で圧倒的にイラスト数が多いのはリチュア・エリアル。
次に多いリチュア・アバンスの約4倍以上を誇る。
氷結界から抜けた勢力とされる。