カードテキスト
水属性・星4 ATK/1700 DEF/1000
【魔法使い族・効果】
このカードが召喚に成功した時、自分のデッキの上からカードを5枚めくる事ができる。めくったカードの中に儀式魔法カードまたは「リチュア」と名のついたモンスターカードがあった場合、それらのカードを墓地へ送る。残りのカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。
解説
デッキの上からリチュアまたは儀式魔法を墓地に送り、残りをデッキボトムに戻す効果を持つ。
リチュアを墓地に送る事で墓地アドバンテージを得られるが、利用するなら「サルベージ」や「儀水鏡の瞑想術]」などが必要になってくるので、やや遠回り気味。欲しいリチュアがあるなら、「リチュア・エリアル」等で直接サーチした方がてっとり早い場合がほとんど。
しかしこちらは「墓地に送る」ことによって、「リチュア・ビースト」の効果からエクシーズ召喚など、サーチだけではできないことを狙える。
今後リチュアに墓地利用が増えれば、このカードの需要も上がるかもしれない。
キャラクター
リチュア・エリアル、リチュア・エミリアらと同じくリチュア所属の女性型モンスターである。しかし可愛い系の彼女らとは異なり、いかにもバb………いかにも悪い魔女といった風の外見をしている。
「エミリア」とは髪の色等に共通点が見られており、マスターガイドで実の親子であることが明らかとなった。
DT10弾以降の異変には大体彼女がかかわっており、全ての元凶ともいえる存在。その一方、戦災孤児を引き取ったり、自らの身を犠牲にして家族を守るなどヒロイン的な要素も持ち合わせており、DTストーリーの最重要人物ともいえる存在である。
ストーリー内での活躍
DT9弾以前のストーリーの時点ではリチュア・ナタリアと共に氷結界に属しており、氷結界の三龍に代わる新たな力を模索した結果、儀式によるインヴェルズの復活を決意。しかし儀式は失敗してナタリアは命を落とし、ノエリアもこの時インヴェルズの思念に憑りつかれてしまう。だがこの時はまだ正気を保っており、戦争で家族を失った氷結界の子供達を引き取り、ガスタの生き残りを元の故郷に返すなどしていた(戦火の残滓)。
しかし次第にインヴェルズの思念に侵されていったノエリアは禁断の儀式術を完成させ、かつて引き取った子供たちを引き連れてリチュアを発足。そしてインヴェルズの思念に操られるままにかつての同胞であったガスタの住む霞の谷湿地帯へと侵攻し、インヴェルズを復活させてしまう。
更に娘であるエミリアを儀式の実験材料にし、殺してしまう(儀水鏡の幻影術)など暴走を続けるが、完全に自我を失っていたわけではないのかヴァイロンの介入によるインヴェルズとの戦いではヴァイロン側につく。しかしその戦いで瀕死の重傷を負い、ヴェルズの邪念に完全に取り込まれてしまう(忍び寄る闇)。
自我を失ったノエリアはガスタの完全侵攻のために猛毒の風を流し込むなど非道な作戦を展開、更にインヴェルズの骸を利用した儀式で自身を「イビリチュア・プシュケローネ」へと儀式化させ、他のリチュアが禁術で復活させたイビリチュア・ジールギガスと共に完全にヴェルズの尖兵となってしまう。だがセイクリッド・カストルの決死の特攻によってノエリアはヴェルズの呪縛から解放され、自我を取り戻すことに成功。
その後それまでの自分の行いを悔い、自らの魂を犠牲にした「儀水鏡の反魂術」でエミリアを蘇生。最後は残った命を振り絞り、ジールギガスと相打ちとなって命を落とすという壮絶な最期を迎えた(魔法障壁)。