氷結界の龍
ひょうけっかいのりゅう
氷結界の特徴である水属性かつ遊戯王界で高い知名度を誇る、シンクロモンスターの総称の1つ(但し、OCG関連作限定)。
三体とも見た目は氷のイメージか青と白、もしくは水色をしている。
ヴェルズなどの後出カテゴリーに、この三体の特徴が取り入れられたエクシーズモンスターや儀式モンスターが度々登場しており、今なお、その影響力が高いことが窺える。
氷結界とは3匹の封印されている場所のことであり、氷結界の舞姫などはその結界を守る一族のことである。
まぁ素材縛りのある氷結界の龍グングニールはあまり活躍できなかったわけだが……。
そして、ストラクチャーデッキでは商品名と同じ「トリシューラの鼓動」により
「氷結界」Sモンスターがシリーズカード化した。
氷結界の虎王ドゥローレンが暴走する氷結界の龍トリシューラを止めようとしている場面カードである。
氷結界の龍ブリューナク・・・ほかの二体と違い海竜族。
持ち主が手札を任意で墓地に捨てることで効果をなす。捨てた分だけ相手のフィールド上のカードを
相手の手札に戻すという一件強くなくね?と思うことなかれ。慢心は禁物。
その後にこいつや仲間の攻撃で滅多打ちにされる未来しか見えないのだから…
また、無限ループ戦法も見つかったため急遽制限カードとなる。攻撃力も帝やスターダストシリーズほど高くはないが、バウンスからとどめに繋げるには充分な数値なのが、付け入る隙であると同時に厄介な点でもある。
その後、禁止カードになるもエラッタで復活。
ループをできなくしつつも強力な除去効果を維持した調整となった。
氷結界の龍トリシューラ・・・三つの頭があるドラゴン族の龍。
その効果は出現時に発動され、相手の手札、墓地、フィールド上の3つの場所のカードを一枚ずつ除外する効果である。(おまけに対象をとらないという、コンマイ語混じりの心折要素つき)
攻撃力も非常に高いため効果がなくなっても油断は禁物。禁止カードとなったが数か月ほどで復活(ただし制限カード)。
禁止シンクロの中でも人気のモンスターであり、禁止を惜しむ声も多かった模様。遊戯王関連アニメの声優陣の中にも愛用者がいたようで、ニコニコ大百科にて、使用描写に関する記事や文章が拝見できる。
氷結界の龍グングニール・・・唯一の無制限カード(制限や禁止になったこともない)。
上の二体が暴走したためか自重したステータスである。
手札を二枚まで捨ててフィールド上カードを破壊する効果を持つ。
また、チューナー以外の水属性を要求してくる。
効果は大人しいが、打点は悪くないため、水精鱗主体デッキなどで時々使われている。