「昼と夜の顔を持つ魔石よ!」
「幸運を呼ぶ緑の輝きよ!」
「鋭利な漆黒よ!」
「光渦巻きて新たな輝きとともに一つとならん!」
「融合召喚!!」
「これが私の真のエース!輝きの淑女!」
「ジェムナイトレディ・ブリリアント・ダイヤ!!」
概要
遊戯王ARC-Vにて光津真澄が使用したジェムナイトモンスターの一体。
カードテキスト
融合・効果モンスター
星10/地属性/岩石族/攻3400/守2000
「ジェムナイト」モンスター×3
このカードは上記カードを融合素材にした融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
自分は「ジェムナイトレディ・ブリリアント・ダイヤ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドの表側表示の「ジェムナイト」モンスター1体を選んで墓地へ送り、
エクストラデッキから「ジェムナイト」融合モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
解説
デュエルターミナルの世界の物語が終結した後、アニメオリジナルのモンスターとして新たに登場したジェムナイトの一員であり、そのジェムナイトの中でも最高位にして最強クラスの実力を誇る。ジェムナイトマスター・ダイヤと同じくダイヤモンドをモチーフとしている。
ちなみに「ジェムナイトレディ」の名を持つモンスターはジェムナイトレディ・ラピスラズリに続いて二体目。また、部分的ではあるが素顔らしきものが見える数少ないジェムナイトでもある。しかし、世界観上の立ち位置などについては不明な点が多く、そのキャラクター性は謎に包まれている。
ジェムナイトマスター・ダイヤと全く同じ条件で融合召喚される融合モンスターだが、レベルはこちらの方が上。攻守のステータスは合計値こそ同じだが、こちらの方が攻撃力が高く、その分守備力では劣る。また、自身を直接強化する能力は持ち合わせていないので場合によっては力負けする。代わりにフィールド上のジェムナイトモンスターをコストとして墓地に送り、エクストラデッキからジェムナイト融合モンスターを援軍として呼び込むことができる。この際、本来の召喚条件を完全に無視し、最低限のコストで特殊召喚できるのが大きな強み。ジェムナイトマスター・ダイヤとはまた違った形ではあるが、こちらも独力では足りない部分は仲間との連携で突破するジェムナイトらしい能力と言え、新たなジェムナイトの切り札としての地位を確立した。
ちなみにこのカード自身を墓地に送って新たなジェムナイトモンスターを呼び込むこともできる。また、同じ手法で新たなジェムナイトレディ・ブリリアント・ダイヤを特殊召喚することも可能だが、このカード自体の召喚制限により、1ターン内にフィールド上に特殊召喚できるのは1体まで。
ジェムナイトマスター・ダイヤと同じく融合素材の条件は緩いものの、こちらもまた3体のジェムナイトモンスターを消費するので重め。とは言え条件(と効果発動のコストとなるジェムナイトモンスター)さえ整えば、本来は召喚条件が重いジェムナイトマスター・ダイヤだろうと第二のジェムナイトレディ・ブリリアント・ダイヤだろうと自由に呼び出せる。特にジェムナイトマスター・ダイヤの場合、事前準備の時点でそれなりの数のジェムナイトモンスターが墓地に送られている場合が多いはずなので、このカードを上回る戦闘力を確保した状態で特殊召喚できることも多い。レディとマスターの二体が並び立つ様はまさに双璧といったところ。
ただし、このカードの効果で特殊召喚したモンスターは正規の手段を踏まずに特殊召喚されているため、墓地に送られた後に蘇生させたりはできなくなる点に注意。また、あくまで融合モンスターに限られているので、エクシーズモンスターであるジェムナイト・パールやリンクモンスターであるジェムナイト・ファントムルーツなどは呼び出せない。
10期の頃はエクストラモンスターゾーン周りの新ルールによって弱体化していたモンスターの一体だったが、11期からのマスタールール改定により、融合モンスターをエクストラデッキから特殊召喚する際の制限がなくなったため、かつての輝きを取り戻したと言える。名実ともにジェムナイトのエースにして切り札である。