概要
アラスカ南西部のイリアムナ湖付近の森林地帯に棲むといわれる毛むくじゃらの怪物(未確認生物)で、英語圏では「ヘアリーマン(Hairy Men):毛深い男」とも呼ばれている。
光る眼を持ち、水鳥のアビのような甲高い声で鳴くとされ、身長は10フィート(約3m)ほどで、さらに腕が長く直立した状態でも足首まであるといわれる。
なお先住民の子供たちは、夜に森の中で迷子になるとこの怪物に化身してしまうと教えられて育つのだという。
アラスカ南東部には、類似した存在としてクシュタカ(Kushtaka)と呼ばれる残酷な怪物が伝わるが、ウラユリは温厚な性格で平和的な存在であるという。