指切り
ゆびきり
約束を守る証を立てる誓いの儀式。「指切りげんまん」とも。
概要
近現代の日本の伝統的な誓いの儀式。
日本人なら幼児でも知っており、幼児でも行える国民的儀式。「日本で指切りが行われない日はない」といわれるほど頻繁に行われている。
遊女が愛を誓う証として客に小指を切って渡したことに由来する。現代ではこの方法はヤクザのエンコ詰めとして生きている。
その他、射撃テクニックの「指切り点射」がFPSなどのシューティングゲームユーザーの間では「指切り」と略されて呼ばれている(後述)
儀式の方法
甲が乙に約束を迫るとする。
- 甲が片手の小指を立て、胸から目の高さまで掲げる。
- 儀式に同意するなら乙は同じ手を出し、小指を絡め合う。
- 小指を絡め合った手をリズミカルに上下させながら次の呪文を唱える。
- 「指切りげんまん嘘ついたら針千本呑ます、指切った」
- 呪文の終わりと同時にお互いの小指を離す。
- 以上で乙は約束を守ることを義務づけられる。
ゲーム用語としての指切り
実在する射撃テクニック「指切り点射」の略語として、FPSなどのシューティングゲームユーザーの間で使われている略語。バースト射撃、タップ撃ちとも。
フルオートで銃弾を連射できる銃を撃つ際に、あえてトリガーを引きっぱなしにせず、1~数発発射する毎にトリガーから指を離す射撃方法。
利点として、銃の反動による銃の故障リスクの低下、反動でずれた狙いが修正しやすい、弾の無駄撃ちが減るなどが挙げられる。
FPSやTPSなどのゲームでも有効なテクニックであり、反動が強い設定のゲームではこれができないと勝てない。
逆に反動が弱く体力が大きいゲームでは撃ち負けやすい。